10万~1億 Cardano (ADA) を保有する大口アドレスは、過去2カ月間で4億5,470万ADA(1億6,142万ドル相当)を買い集めた。これは、仮想通貨の価格が約19%下落する中で起きた動きだ。
何が起きたのか:クジラは買い、小口は売り
1,000万~1億ADAを保有するクジラウォレットは、価格下落局面を通じて一貫してエクスポージャーを増やし続けている。100万~1,000万ADA、および10万~100万ADAを保有するウォレットでは一時的な買い控えが見られたものの、2026年1月には再び蓄積を再開した。
一方で、小口投資家は反対方向に動いた。100ADA以下を保有する小規模アカウントは、過去3週間で合計2万2,000ADA、約7,810ドル相当を売却している。
「クジラが買い増し、小口が投げ売りする局面は、歴史的に見て、仮想通貨市場が安定し始めた際に反発が起こりやすい理想的なセットアップだ」と Santiment は投稿で述べた。記事執筆時点でADAは0.3534ドルで取引されており、過去24時間で約2%上昇している。
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なぜ重要か:相反するシグナル
価格が弱含む一方で、ファンダメンタル指標は依然として堅調だ。AdaStat によると、ADA保有者数は11月の317万人から322.8万人へと増加している。さらに、DeFiプロトコルにロックされている総価値(TVL)は DefiLlama によれば1億6,187万ドルに達している。
テクニカルアナリストの間では、トレンド転換の初期兆候を指摘する声もある。あるアナリストは、ADAが過去の需要ゾーン内で持ち合いを続けているとした上で、サポートが維持されれば0.6386ドル、0.9358ドル、1.3285ドルといった上値目標を提示した。
しかし別のアナリストは、上値には2つの大きな売り板が存在しており、上昇を抑え込む可能性があると指摘している。最初のアナリストは「価格がサポートゾーンを上回っている限りリスクは管理可能だ」としながらも、持続的な回復が本格化する前に、複数のレジスタンスゾーンを明確に突破する必要があるかもしれないと付け加えた。
ADAが現在のチャートを特徴づける弱気構造を反転させるには、継続的な買い圧力が求められる。

