暗号資産投資商品は先週、投資家が短期的なFRBの利下げ観測に対する賭けを手仕舞ったことで、4億5400万ドルの資金流出となった。
この4日間連続の流出により、2026年最初の2営業日で積み上がっていた15億ドルの資金流入の大半が帳消しになった。
ビットコインに特化した商品が先週の流出額のうち4億500万ドルを占めた。
何が起きたのか
月曜日に公表されたCoinSharesのデータによると、ビットコイン上場投資商品は4億500万ドルの流出となり、イーサリアムファンドも1億1600万ドル減少した。
こうした資金の巻き戻しは、米国のサービス業活動の底堅さと労働市場の強さを示す、予想を上回る経済指標を受けて起きた。
CME FedWatchでの3月利下げ予想確率は、およそ45〜52%から5%へと急低下し、リスク資産への投資意欲を冷やした。
ただし、一部のアルトコインは逆行高となった。
XRP、ソラナ(SOL)、SUIの各ファンドには、それぞれ4600万ドル、3300万ドル、800万ドルの資金が流入した。
ショート・ビットコイン(BTC)商品からは900万ドルの小幅な流出にとどまり、方向感が分かれていることがうかがえる。
なぜ重要なのか
米国籍ファンドが流出を主導し、5億6900万ドルの解約が発生した一方で、ドイツ、カナダ、スイスはそれぞれ5900万ドル、2500万ドル、2100万ドルの資金流入となった。
米国ではFidelityとGrayscaleが、それぞれ4億5400万ドル、3億6000万ドルの解約で流出を牽引した。
一方、BlackRockのiSharesとProFunds Groupには、それぞれ1億8100万ドルと1億8000万ドルの新規資金が流入した。
暗号資産ETPの運用資産残高は、この混乱にもかかわらず1819億ドルと横ばいを維持した。
月初来のフローはなお2億2900万ドルのプラス圏を保っている。
この乖離は、機関投資家の暗号市場において、物語ベースの配分よりもマクロ要因への感応度が高まっていることを示している。
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