ロバート・キヨサキは、ベストセラーのパーソナルファイナンス本 『金持ち父さん貧乏父さん』の著者であり、ビットコイン (BTC) の価格変動に対する懸念を一蹴した。暗号資産の価格が上がろうが下がろうが 気にしないと述べ、その理由として、 米ドルの購買力低下に対するヘッジとしてデジタル資産を位置づけていること を挙げた。
何が起きたのか:著者はBTCへの懸念を退ける
キヨサキはソーシャルメディアへの投稿で、 市場環境にかかわらずビットコイン、金、銀、そしてイーサリアム (ETH)を買い増し続けていると明かした。 その姿勢の背景には、FRB(連邦準備制度)、財務省、 そして米国政府を操る人々による「無能な金融政策」があると主張したことがある。
「金、銀、ビットコインの価格が上がろうが下がろうが、私は気にしません。 気にしないのです」とキヨサキは書いた。 「なぜなら、米国の国債残高は上がり続け、米ドルの購買力は 下がり続けていると分かっているからです。」
こうしたコメントが出たのは、ビットコインが8万4300ドルまで下落し、 下げ幅が5%超に拡大、8万6000ドルという重要なサポートを割り込んだ タイミングだった。
主要アルトコインも連れ安となり、イーサリアムはわずかに2800ドルを割り込み、 ソラナ (SOL)は116ドルまで下落、 カルダノ (ADA)は0.33ドルまで下げた。
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なぜ重要なのか:ドル安シナリオ
この金融著者のメッセージは、国債残高の拡大を軸にした長期的な投資テーマを 反映している。彼は、米国の債務水準の上昇とドルの購買力低下により、 貴金属と暗号資産が価値保存手段として魅力を増していると主張した。
ビットコインは現在、10月の最高値12万6200ドルから33%下落 しており、暗号資産全体の時価総額は2.87兆ドルまで縮小している。 デリバティブ市場のデータによれば、サポート水準が崩れる中でレバレッジをかけた ロングポジションが多額の損失を被り、1月を通じてビットコインは 合計約18億ドル規模の複数回にわたる清算を経験した。
Yellow Mediaが2025年1月に報じたように、 キヨサキはビットコインが年末までに25万ドルに到達する可能性 があると予測していた。その予測が出た当時、この暗号資産は10万5000ドルで 取引されていた。

