ソラナ (SOL) は重要なテクニカル水準を再び上抜け、125ドル超で取引される中でベアリッシュなトレンドラインを突破したものの、今後の短期的な軌道を規定しうる128ドルおよび130ドル近辺の強いレジスタンスに直面している。
何が起きているのか:価格推移とテクニカル水準
SOL は直近の値動きで回復を開始し、対米ドルで122ドルおよび125ドルの中間サポートを上抜けた。取引データによると、短期チャートで約124ドル付近のレジスタンスとして機能していた下降トレンドラインを上に抜け、価格は100時間単純移動平均線の上で推移している。
この反発により、SOL は直前の下落に対する61.8%戻し水準を突破したが、128ドル付近で売り手が現れているとみられ、上昇モメンタムはいったん鈍化している。
直近の上値のハードルとしては、直近下落の76.4%戻し水準と130ドルを少し上回るレンジに集中するレジスタンス帯が挙げられ、さらに上には135ドル近辺により重要な障壁が形成されつつある。
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こうした抵抗帯を買い方が突破できない場合、SOL は124.50ドル近辺の短期サポートや、より厚い買いが見込まれる122ドル近辺へと押し戻されるリスクがある。
それらの水準を明確に割り込むと、市場構造的には117ドルゾーン方向へのより深い調整が示唆され、そこを下回ればおおむね105ドル近辺まで一段安となる可能性も開けてくる。
なぜ重要か:市場力学とインジケーター
テクニカル指標は、SOL の直近見通しについてまちまちのシグナルを示している。
時間足 MACD などのモメンタム指標は強気の勢いを失いつつある一方で、相対力指数(RSI)は依然として50を上回っており、この回復局面に市場全体としての強い確信が欠けていることを示唆している。価格が移動平均線の上を維持していることは、急激な売りを防ぐだけの需要が残っていることを示すが、主要なフィボナッチ水準近辺でレジスタンスが粘り強く意識されている点は、買い方にとっての難しさを浮き彫りにしている。
より広い暗号資産市場でも、主要銘柄の多くで同様のレジスタンスと持ち合いパターンが観測されており、マクロ経済イベントやセンチメント変化を前に、市場参加者が慎重なスタンスを取っている局面を反映している。

