キャシー・ウッド率いるARKインベストは、Coinbase株を2,210万ドル相当売却し、2日連続の売り越しで暗号資産取引所株を合計4,000万ドル近く手放した。
同社は同時に、数日前に四半期で5億6,360万ドルの損失を計上した機関投資家向け取引プラットフォームであるBullishを1,070万ドル分購入した。
3本のETFを通じて合計134,472株のCoinbase株を売却したが、その前日の木曜日には119,236株(1,740万ドル相当)を処分していた。これにより、価格下落時にCoinbase株を買い増してきたここ数カ月のスタンスを転換し、2025年8月以来となる売りに転じたことになる。
ポートフォリオ再配分戦略
ARKは木曜日に716,030株を取得したのに続き、Bullish株を393,057株追加購入し、2日間のBullish購入額は2,850万ドルに達した。
この再配分は、Bullishが前年の1億5,850万ドルの黒字から一転し、第4四半期に5億6,360万ドルの純損失を計上したにもかかわらず実施された。
損失の主因は、暗号資産市場の下落局面で保有デジタル資産に対する時価評価(マーク・トゥ・マーケット)調整が発生したことだった。Bullish株は金曜日の終値が約27ドルとなり、その日は10%上昇したものの、年初来では27%下落している。
Coinbase株は金曜日に上昇し、13%高の165ドルで取引を終えたが、年初来では依然として26%安の水準にある。同社株は2025年10月から年末にかけて35%下落し、その期間のパフォーマンスはビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)を下回った。
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より広範なポートフォリオの動き
ARKの直近の四半期報告書では、特にCoinbaseなどデジタル資産関連企業の弱さが、看板ファンドであるARKK、ARKW、ARKFの大きな足かせになったと指摘している。10月の清算イベント後、中央集権型取引所の取引量は前期比9%減少した。
同社はアルファベット、Recursion Pharmaceuticals、Tempus AIのポジションを増やす一方で、Roku、The Trade Desk、PagerDutyへのエクスポージャーを縮小した。なお、ARKはファンド全体で約3億1,200万ドル相当のCoinbase株を依然として保有している。
2025年8月にNYSEに上場したBullishは、9億2,500万ドルの調整後収益を計上し、出来高90億ドル超のオプション取引を開始したにもかかわらず、上場来高値から60%以上下落している。
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