Bloomberg Intelligenceのシニア商品ストラテジストであるマイク・マクグローン氏は、 ビットコイン(BTC)について、 2026年には10万ドルを突破するよりも5万ドルまで下落する可能性の方が高いと予測した。
マクグローン氏は1月1日にレポートを公表し、 2026年に向けた市場見通しの中で、幅広いアセットクラスでボラティリティが高まると警告した。
同氏は2025年初頭に金価格が1オンス当たり4,000ドルまで上昇すると正確に予測し、 実際にこの貴金属は12月に過去最高の4,549.78ドルを記録した。
2026年に向けた同氏の見通しは、暗号資産、株式、商品全般にわたり、 これまでよりもはるかに慎重なスタンスを示している。
何が起きたのか
マクグローン氏は、暗号資産は「ピークを付けた」と警告し、 これがインフレ後のデフレ局面を主導する可能性があると指摘した。
ブルームバーグ・ギャラクシー・クリプト指数は2025年に19%下落しており、 マクグローン氏はこれを、自身の弱気な暗号資産見解を裏付ける材料だとした。
同氏は、歴史的な上昇を経て金が「上がり過ぎ」のリスクに直面するなか、 2026年には米国債が金をアウトパフォームすると示唆している。
またマクグローン氏は、2025年12月に株式市場が最高値を更新したにもかかわらず、 米国株が2008年以来となる3年連続の下落局面を迎える可能性があると予測した。
同氏は、ドナルド・トランプ大統領の経済的タイミングを、 1929年のウォール街大暴落とその後の大恐慌と重なったハーバート・フーヴァー大統領と比較した。
マクグローン氏のフレームワークによれば、主要アセットクラスは循環的な高値圏に到達しており、 2026年は長期保有よりも戦術的なトレーディングが有利になる可能性が高いという。
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なぜ重要なのか
金相場に関するマクグローン氏の実績は、 同氏が示す2026年に向けた弱気な見通しに一定の説得力を与えているが、 ビットコインに関する同氏の予測は歴史的に見ると評価が分かれている。
同氏の基本的な論点は、数年間にわたる積極的な流動性供給と 投機的資産の上昇によってもたらされた「資産効果」の巻き戻しにある。
インフレが落ち着き、金融環境が正常化するにつれて、 暗号資産は引き続き上昇するのではなく、デフレ的な巻き戻しを主導するとマクグローン氏は見ている。
この予測は、BitMEX共同創業者のアーサー・ヘイズ氏のように、 ビットコインが2026年3月までに20万ドルに到達するとする強気な見通しとは 大きく対照的だ。
マクグローン氏の見通しによれば、2026年の市場では確信よりも機動力が重視され、 ボラティリティと相対価値取引が市場行動を支配する展開になりうる。
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