BNB (BNB) は、過去1か月で34%値下がりした後、2月15日時点で615.58ドルで取引されている。ただし直近24時間では1.21%の小幅な上昇となっており、テクニカル指標が深い売られ過ぎ水準を示していることから、Binance エコシステムに紐づくこのトークンは転換点に差し掛かりつつある可能性がうかがえる。
何が起きたのか:BNBが売られ過ぎゾーンに突入
この下落により、BNBの相対力指数(RSI)は25.58まで低下し、売られ過ぎを示す一般的な目安の30を大きく下回っている。MACDヒストグラムは-19.38、平均方向性指数(ADX)は44.70となっており、今回の売りが一時的な変動ではなく、方向感を伴った継続的な下落局面であったことを確認している。
出来高は30日平均を37.9%下回っており、これは往々にして弱気筋が投げ売りした後に反転に向かう「キャピチュレーション(投げ局面)」で見られる動きだ。マネーフロー・インデックス(MFI)は21.14と極端な水準に達しており、資金流出が枯渇しつつあることを示している。
この間、BNBは Bitcoin (BTC) や Ethereum (ETH) をいずれもアンダーパフォームしており、売り圧力が市場全体の急落というより、Binanceエコシステム特有の要因に紐づいていることをうかがわせる。年初来安値は507.23ドル、年初来高値は1,376.64ドルであり、今回のドローダウンの大きさが際立っている。
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なぜ重要か:回復シグナルが形成されつつある
複数のテクニカル指標が、過去に自律反発が起こりやすかった水準に集まりつつある。ウィリアムズ%Rは-85.88、ストキャスティクスの%Kと%Dはそれぞれ12.65と13.44となっており、いずれも深い売られ過ぎゾーンにある。
月間の価格予測では、月末までに841.92ドルへの上昇が見込まれており、これは現在値から36.8%の上昇に相当する。この水準に到達するには、BNBが50日移動平均線である834.94ドルを回復する必要がある。四半期ベースのターゲットである978.47ドルは、現在値から約59%の上昇を示唆しており、ボリンジャーバンド上限付近と整合する。
直近のサポートは608.84ドルに位置し、より強いサポートはボリンジャーバンド下限の528.44ドル付近にある。
200日移動平均線の916.01ドルは大きな上値抵抗となっており、本格的な反発を試みるには、説得力を伴う出来高の増加が不可欠だ。現状の相対出来高はわずか0.39にとどまっている。
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