イーサリアム (ETH) は2,000ドル水準を維持できず1,980ドルを割り込み、 テクニカル指標も弱気を示していることから、時価総額2位の暗号資産は 1,900ドルおよびそれ以下への下落に直面する可能性がある。
何が起きたのか:ETHは2,000ドルで反落
イーサリアムは、2,000ドル超での上昇を維持しようとした 直近の試みが失敗に終わり、価格は1,980ドルおよび1,960ドルを下回って 弱気ゾーンに突入した。この下落は ビットコイン (BTC) の弱さと歩調を合わせた動きとなった。
売り圧力によってETHは、1,745ドルのスイング安値から2,168ドルの高値までの 上昇幅に対する50%フィボナッチ・リトレースメント水準を下抜け、 弱気派は価格を1,900ドルのサポート付近へと押し下げた。 1時間足のETH/USDチャートでは、1,960ドル付近にレジスタンスを持つ 弱気トレンドラインも形成されている。
現在ETHは、100時間単純移動平均線 (Simple Moving Average) を下回って推移している。1時間足MACDは弱気ゾーンでモメンタムを増しており、 RSI も50を割り込んでいる。
上方向では、レジスタンスは1,960ドル、その上に2,000ドルと2,050ドルが控えている。 2,050ドルを明確に上抜ければ、2,150ドル、さらには2,250ドルへの道が開ける可能性がある。
一方でETHが1,960ドルを突破できない場合、最初のサポートは1,920ドル付近にあり、 主要な下値めどは1,900ドル付近の61.8%フィボナッチ・リトレースメント水準となる。 ここを割り込むと1,845ドル、最終的には1,750ドルが視野に入ってくる。
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なぜ重要か:弱気シグナルが相次ぐ
2,000ドルでの反落が重要なのは、ここが心理的な節目であり、 強気派が複数回の試みにもかかわらず維持に失敗しているためだ。 この水準を明確に上抜けられないたびに、売り圧力は一段と強まっている。
トレンドラインのレジスタンス、MACDの弱気モメンタム、50を下回るRSIといった 弱気指標の集約は、需要の減退を示している。 1,900ドルの61.8%フィボナッチ水準は現在、重要な防衛ラインとなっており、 ここを下抜ければ1,745ドルから続いてきた広範な上昇トレンドが 構造的な支えを失ったことを意味し、1,800ドルあるいはそれ以下の水準の再テスト に道を開く可能性がある。



