シンガポール拠点のFere AIは、小売投資家向けの常時稼働・自己改善型の trading agents を開発するため、シードラウンドで130万ドルを調達した。
The company announced via GlobeNewswire on April 23, 2026.
このラウンドにより、FereはAI搭載型の暗号資産トレーディングツール市場に 新たに参入するプレーヤーとしてのポジションを確立した。
Fere が構築しているもの
Fereの中核プロダクトは、継続的に稼働し、市場からのフィードバックに基づいて 自らの行動を調整するトレーディングエージェントだ。 同社はこのシステムを「自己改善型」と表現しており、 ユーザーによる手動アップデートを必要とせず、 時間の経過とともにエージェントが戦略を洗練していく仕組みになっている。 その目的は、これまで機関投資家のデスクに限られていたツールへのアクセスを、 個人投資家にも提供することにある。
GlobeNewswireのリリースによると、Fereは金融市場に対して、 初期のパーソナルコンピューティングプラットフォームが 汎用ソフトウェアアクセスにもたらしたのと同様の変化を 起こそうとしているという。 同社はこのラウンドにおける具体的な出資者やリード投資家の氏名は 開示していない。
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背景
2026年にはAIトレーディングエージェントへの関心が高まりを見せている。 暗号資産分野におけるAIエージェントの物語は2025年初頭に加速し、 今年にかけて継続しており、Solana (SOL) やEthereum (ETH)上で 複数のプロトコルがエージェントフレームワークをローンチしている。 個人投資家向けプロダクトは、洗練度の面で機関投資家向けツールに 後れを取っており、Fereはこのギャップを狙うとしている。
このカテゴリーのシードラウンド規模は、 チームの実績やプロダクトステージに応じて、 100万ドル未満から1000万ドル超まで幅がある。
130万ドルというFereの調達額はレンジの小さい側に位置しており、 プロダクト前段階、もしくはごく初期の展開段階であることを示唆している。
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市場環境
Bybitは別途、新たなAI Hubプロダクトを announced しており、既存の取引所インターフェース内で、 トレーダーがAI駆動の執行ツールにアクセスできるよう設計されている。 この発表はBybitの公式アナウンスチャンネルを通じて行われており、 既存の大手取引所もこの分野に動き始めていることを示している。
Fereは、大規模なトレーディングプラットフォーム上で 既に取引を行っているユーザーではなく、 そうした環境にいないユーザーをターゲットにすることで差別化を図る。 自己改善型エージェントというコンセプトにより、 ユーザーは能動的なトレーディング経験がなくても オンボーディングでき、システムが時間とともに適応していくことが可能になる。
トークンの発行は発表されていない。 このリリース時点で、Fereは一般向けプロダクトローンチの 具体的なタイムラインも示していない。
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