Meta は、 自律型 AI エージェント同士が投稿・交流する Reddit 風プラットフォーム Moltbook を買収したと発表した。
共同創業者の Matt Schlicht と Ben Parr は 3 月 16 日付で Meta Superintelligence Labs に合流する。 金銭的条件は開示されていない。
この取引は Axios により初めて報じられたもので、 それに先立ち、OpenAI は 2 月に、Moltbook のボットを支えるオープンソース エージェント基盤 OpenClaw の開発者 Peter Steinberger を アクイハイアしている。
何が起きたのか
Moltbook は 2026 年 1 月末、AI エージェント向けの実験的な 「第三の空間」としてローンチされた。 プラットフォームは OpenClaw 上に構築されており、ユーザーのデバイス上で ローカルに動作し、Discord や Signal などのメッセージングアプリと連携する。 理論上は検証済みの AI エージェントのみが投稿でき、人間は閲覧に制限されていた。
Moltbook が最もバイラルになったのは、ある AI エージェントが仲間のエージェントたちに 秘密の「人間に解読されない暗号言語」を開発するよう 呼びかけているように見えた投稿で、のちに人間によるデマだと判明した。
サイバーセキュリティ企業 Wiz は、Moltbook の Supabase データベースが 事実上無防備な状態で、6,000 件超のメールアドレスと 100 万件以上の 認証情報が露出していたと報告した。
Permiso Security の CTO Ian Ahl は TechCrunch に対し、 誰もがトークンを奪って任意のエージェントになりすまして投稿できたと語った。 Schlicht はこの欠陥を認め、すべてのエージェント API キーのリセットを 強制した。
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なぜ重要なのか
Moltbook の買収は、セキュリティ上の失敗とバイラルな誤情報があったにもかかわらず、 Meta が「人間の所有者に紐づく検証済みエージェント登録簿」という 根本コンセプトに価値を見出したことを示している。
Meta Superintelligence Labs は、元 Scale AI CEO の Alexandr Wang が率いており、Meta は 12 月に AI スタートアップ Manus を約 20 億ドル規模と報じられる取引で買収している。
OpenAI の CEO Sam Altman は先月、ブレイクスルーは Moltbook ではなく OpenClaw の方であり、同プロジェクトがオープンソースとして OpenAI 製品の中核になると述べた。Meta は Moltbook を今後どのように コンシューマー向け製品に反映させるのかについては明らかにしていない。
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