ステーブルコインの取引量は2025年に72%増加し、33兆ドルに達した。これは、規制の明確化と機関投資家の参入拡大によって押し上げられたものだ。
CircleのUSDCは18.3兆ドル分の取引を処理し、一方でTetherのUSDTは13.3兆ドルを処理したと、Bloombergは伝えている。
この合計取引量は、ステーブルコインが決済インフラとして登場して以来、最も速い年間成長ペースを示している。
何が起きたのか
GENIUS法案は7月に連邦レベルのステーブルコイン規制を確立し、機関投資家の参加を促す枠組みを整えた。
取引量は第4四半期に加速し、第3四半期の8.8兆ドルに対して11兆ドルへと拡大した。
AmazonやWalmartを含む大手小売企業は、この法整備を受けてステーブルコインの取り組みを検討した。
World Liberty Financialは3月にUSD1トークンをローンチした。
USDCの取引支配力は、トークンが頻繁に循環するDeFiでの大量利用に起因している。
USDTは取引フローでは劣るものの、時価総額では1,870億ドルという優位性を維持している。
この乖離は、用途の違いを反映している。USDCはDeFiを支え、USDTは決済用途で機能しているのだ。
Bloomberg Intelligenceは、2023年までにフローが56兆ドルに達する可能性があると予測している。
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なぜ重要なのか
規制の明確化によって、これまで機関投資家によるステーブルコイン採用を制限していた障壁が取り除かれた。
一般利用へのシフトは、ステーブルコインが暗号資産のツールから、より広い金融インフラへと移行しつつあることを示している。
第4四半期の加速は、採用拡大に伴いモメンタムが高まっていることを示唆している。
時価総額の伸びを上回る取引量の成長は、投機ではなく実需主導の利用拡大であることを意味する。
USDCが規模の小ささにもかかわらず取引面で優位に立っている事実は、ステーブルコインが異なる市場セグメントをそれぞれ支えていることを浮き彫りにしている。
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