デジタル資産投資商品は先週、17.3億ドルの資金流出を記録し、利下げ期待の後退とマイナスの価格モメンタムがセクターから投資家を遠ざけたことで、2025年11月中旬以来最大の週間流出となった。
何が起きたのか:記録的な週間流出
CoinShares の週間ファンドフロー報告によると、流出は米国に大きく集中し、約18億ドルの償還が発生した。
スウェーデンとオランダもそれぞれ1,110万ドルと440万ドルの小規模な流出となった。
一方、一部の欧州市場は価格の弱さを押し目買いの好機と見なした。スイス、ドイツ、カナダでは、それぞれ3,250万ドル、1,910万ドル、3,350万ドルの資金流入でロングポジションが積み増しされた。
ビットコイン (BTC) は10.9億ドルの流出で売りの中心となり、これは2025年11月中旬以来最大となった。ショート・ビットコイン商品には50万ドルと控えめながら新規資金が流入した。
イーサリアム (ETH) と XRP はそれぞれ6.3億ドルと1,820万ドルの流出となった。一方、ソラナ (SOL) には1,710万ドルの資金流入があり、BNB とチェーンリンク (LINK) にもそれぞれ460万ドルと380万ドルが集まった。
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なぜ重要なのか:センチメントの転換
幅広い売りは、2025年10月10日の価格急落以降、投資家心理がいまだ回復していないことを示している。
CoinShares は今回の流出要因として、FRB の利下げ期待のしぼみ、継続するマイナスの価格モメンタム、そしてデジタル資産が通貨価値の希薄化(デベースメント)トレードの恩恵を受けていないことへの失望を挙げた。
また地域ごとの動きの違いは、下落局面に対する投資家スタンスの差を浮き彫りにしている。米国投資家がリスク資産から退避する一方で、スイスやドイツの欧州投資家は下落局面を新規参入の好機とみなした。
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