XRP は2.00ドルの水準を下回り、現在は2.020ドル近辺にレジスタンスを抱える展開となっており、テクニカル指標はさらに下方向へのリスクを示唆している。トークンは1.9525ドルまで下落した後、重要なレジスタンス水準を前に失速する部分的な反発を試みた。
何が起きたのか:価格下落
XRP は2.120ドルを上抜けるリカバリーを試みたものの、上昇の勢いを維持できず、Bitcoin や Ethereum の弱さを反映する形となった。
価格は2.00ドルのサポート水準を割り込み、1.9525ドルの安値を付けた。
その後、トークンは2.047ドルから1.952ドルへの下落幅に対する50%フィボナッチ・リトレースメント水準を上回る水準まで回復した。しかし、2.00ドルおよび2.020ドル近辺で売り圧力が強まり、それ以上の上昇は阻まれた。
Kraken のデータによると、XRP/USDペアの1時間足チャートでは、2.020ドル近辺にレジスタンスを持つ下降トレンドラインが形成されている。価格は現在、2.00ドルおよび100時間単純移動平均線の双方を下回って推移している。
XRPが2.020ドルを明確に上抜けた場合、次のレジスタンスは2.050ドルと2.080ドル付近に位置する。2.120ドルを上抜けて定着すれば、2.150ドル方向への上昇が視野に入り、さらに2.20ドルおよび2.250ドル近辺にもレジスタンスが控えている。
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なぜ重要か:テクニカル面での崩れ
XRPが2.020ドルのレジスタンスゾーンを突破できない場合、1.9650ドル付近の初期サポート水準に向けて、あらためて下落局面に入る可能性がある。次の主要なサポート水準は1.950ドル付近に位置している。
1.950ドルを明確に下回って引けた場合、下落が加速し、1.920ドルおよび1.880ドル方向への一段安につながる恐れがある。さらに1.880ドルを割り込むと、テクニカル分析によれば1.820ドルのサポートゾーンがターゲットとなる。
1時間足のMACDはベアゾーンでモメンタムを増している。Relative Strength Index(RSI)は50を下回っており、買い圧力の弱まりを示している。
主なサポート水準は1.950ドルおよび1.920ドルであり、重要なレジスタンスは2.020ドルと2.050ドル付近に位置している。
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