XRP は直近の取引セッションで2.150ドルを上抜け、現在重要なテクニカルの分岐点にあります。暗号資産は100時間足の単純移動平均線の上で推移しつつ、2.20ドルにレジスタンスを持つ収束する三角持ち合いパターンを形成しています。
何が起きたのか:価格の回復
XRPは2.00ドルの水準上でサポートを維持し、2.050ドルと2.10ドルを上抜けるリカバリー波を開始しました。この上昇により、2.2750ドルのスイングハイから1.9844ドルの安値までの下落に対する61.8%フィボナッチ・リトレースメント水準を上回りました。現在、同じ下落幅に対する76.4%フィボナッチ・リトレースメント水準近辺でのもみ合いとなっており、直近のレジスタンスは2.220ドルに位置しています。
2.220ドルを終値ベースで明確に上抜ければ、2.250ドルへの道が開け、その後のレジスタンス水準として2.350ドル、2.40ドル、2.450ドル、2.50ドルが意識されます。時間足MACDは強気領域でモメンタムの強まりを示しており、相対力指数(RSI)も50水準を上回っています。
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なぜ重要なのか:テクニカル面での岐路
現在のプライスアクションにより、XRPは2.250ドルを上抜けられるかどうかという重要な判断ポイントにあります。この水準をブレイクできれば、より高いレジスタンスゾーンに向けた追加の買い圧力が発生する可能性があります。一方、この水準を明確に突破できない場合、2.180ドルや2.150ドルのサポート水準への反落が想定されます。2.150ドルを下抜けた場合、下落は2.10ドル付近まで拡大し、その下の主要サポートゾーンは2.050ドルとなります。
収束する三角持ち合いフォーメーションは、一般的に上下どちらかへの大きな値動きに先行して現れるパターンです。
トレーダーは、XRPが100時間移動平均線上での推移を維持しつつ、三角持ち合いの上限をブレイクできるかどうかを注視しています。
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