ビットコイン (BTC) は2月の6万ドル付近の安値から24%反発したものの、CryptoQuantのアナリストは、この回復は明確なトレンド転換というより、弱気相場における戻り局面の特徴を色濃く残していると警告している。
Maartunが指摘するBTCラリーのリスク
CryptoQuantの寄稿者であるMaartunは、NewsBTCが取り上げた4月20日の動画でその根拠を説明した。彼によると、長期保有者が供給を吸収する一方で、短期トレーダーやクジラはラリー局面で売り続けているという。
過去30日間で、長期保有者の保有残高は約35万4,000BTC増加している。
Maartunはこの数値を「構造的な蓄積」と呼び、コインがアクティブな流通から引き上げられていると指摘した。
さらに、$2.66 billionのStrategyによる急速な資本調達(うち15.6億ドルは4月14日単日)と組み合わせて考察したが、それだけの買いが入っても価格反応は限定的だった。
一方で短期保有者は、約6万BTCを取引所に移動しており、SOPRは1を下回っていることから、彼らが損失を抱えたまま退出していることが分かる。100BTC超を保有するウォレットからの取引所流入も増加しており、Maartunはこれを「積極的なディストリビューション」のパターンと結びつけている。
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なぜこの構図がまだ重要なのか
現在の価格は、短期保有者の実現価格である約8万3,000ドルを下回っており、Maartunはここを市場にとって重要な分岐点として見ている。別途、BeInCryptoは、CryptoQuantがトレーダーのオンチェーン実現価格を7万6,800ドルと算出し、戻り局面におけるもう一つのレジスタンスとして位置付けていると報じた。
現時点では、これらの「門」はどちらも開いていない。
Maartunは市場を「バランスは取れてきたが、まだ強気とは言えない」と表現する。市場構造は改善しているものの、このラリーが信頼に値するかどうかはまだ判断できないという。
ビットコインは現在、およそ50%程度の浅いドローダウンのサイクルをたどっており、過去の急落より穏やかな下げに留まっている。第1四半期は3カ月連続の陰線で終え、2018年以来最悪の第1四半期となったが、今月の反発によりBTCは安値圏から持ち上げられた。
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