ビットコイン、月足が重要価格帯を試す中で 5月の幕開けに7万8,000ドル超え

ビットコイン、月足が重要価格帯を試す中で 5月の幕開けに7万8,000ドル超え

ビットコイン (BTC) は、2026年5月1日のオープン時点で7万8,450ドルで取引され、直近24時間でおよそ2.4%上昇した。

24時間出来高は338億ドル、時価総額は1.565兆ドルに到達した。月初1日目のローソク足は、月足オープンを構造的な基準点として用いるトレーダーにより注視されている。

オープン価格を支える数字

ビットコインの24時間出来高338億ドルは、直近のベースラインと比べて高水準だ。時価総額1.565兆ドルは、CoinGecko上で依然として首位を維持しており、2位の資産を大きく引き離している。24時間の2.4%上昇は、数セッションにわたる小動きのあとに訪れたものだ。

ビットコイン建てで見れば当然変化率は0%だが、多くの法定通貨建てでは2.3〜2.5%程度の上昇となった。金に対してはおよそ2.8%上昇した一方、銀に対しては約0.8%下落し、銀自身の強いセッションを反映している。

ここに至るまでの経緯

2026年4月のビットコインは、7万5,000〜8万ドルのレンジでのもみ合いが大半だった。4月最終週には7万7,000ドルを明確に上抜け、その水準を維持したまま月末クローズを迎えた。

Yellow の以前のカバレッジ(see prior Yellow coverage)では、4月後半を通じて世界的な検索需要が堅調だったことが追跡されている。4月の月足ローソク足は陽線でクローズした。

そのクローズは、米国と複数のアジアの貿易相手国との間で通商関税交渉が再燃し、広範な株式市場が圧力を受けた厳しい第1四半期の後に訪れた。株式の調整局面でビットコインが示した底堅さは、複数のマクロ投資家のコメントを呼び込んだが、彼らの具体的なポジションは現時点のスキャンでは確認されていない。

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月初オープンが意味するもの

5月1日の月足オープンは、その月全体における基準価格を確立する。月次ピボット水準を重視するトレーダーは、7万8,280ドルを構造的なマーカーとして用いる見通しだ。月末のクローズがこの水準を上回れば、2カ月連続の陽線を確認する形となる。一方で、この水準を下回ってクローズした場合は、4月のレンジからのブレイクアウト失敗を示すことになる。これらの水準は、それ単体で将来の値動きを予測するものではない。

しかし、広く注目される基準点であるがゆえに、月末近辺で自己強化的な買い圧力や売り圧力を生み出しうる。米連邦準備制度理事会(FRB)の5月会合は月初第1週に予定されており、ビットコインの短期的な価格トラジェクトリーにマクロ要因を追加する形となる。

他のトレンド銘柄との比較

同じ CoinGecko のトレンド銘柄ウィンドウの中で見ると、ビットコインの2.4%上昇は、多くの他トークンと比べると控えめだ。

Unibase は56%上昇、SkyAI は21%上昇、Monad は7.3%上昇、Bittensor は5.2%上昇している。ビットコインの上昇率が小さいのは、その規模の大きさを反映している。時価総額1.56兆ドルの資産における2.4%の動きは、時価総額2億8,200万ドルのトークンが56%動く場合よりも、絶対額ベースでははるかに大きい。今回のビットコインの上昇で追加された時価総額はおよそ360億ドルであり、Unibase の約1億200万ドル増加と比べると、そのスケールの違いが際立つ。パーセンテージだけを見たトレンドリストを読む際には、こうした規模の文脈が重要になる。

5月入り時点での構造的なポジション

7万8,280ドルのビットコイン価格は、2025年1月に記録した約10万9,000ドルの史上最高値からおよそ31%下に位置している。

現在価格とそのピークとのギャップが、5月以降にかけての回復課題を定義している。8万ドルを明確に上抜ければ、2025年第1四半期以来となる8万ドル超での取引となる。8万ドルという水準は、キリの良いラウンドナンバーであるだけでなく、心理的な節目としての意味合いも大きい。

5月のオープンがこの節目を突破するだけのモメンタムを持ちうるかどうかは、マクロ環境、スポットETFへの資金フロー、そして週後半にならないと判明しないリテール投資家センチメントのデータといった要因の組み合わせに左右される。

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