ビットマイン(Bitmine)は過去1日で6万枚のイーサ(Ether) (ETH) を追加購入し、トム・リー会長がラッセル1000指数への組み入れの可能性を示唆するなか、財務保有残高は530万トークン超となった。
ビットマインが1日で6万ETHを購入
この買い増しは、企業側が数値を公表する前にオンチェーン・トラッカーを通じて明らかになった。アナリティクスプラットフォーム Onchain Lens は、財務運用会社に紐づくウォレットが、カストディアンの BitGo と取引所 Kraken から約1.26億ドル相当のトークンを引き出したことを検知した。
Lookonchain も、同額のETHが新たに作成された2つのアドレスへ移動したと報告している。
この購入により、ビットマインの保有残高は533万ETH超となり、流通供給量の約4.3%に達した。
これにより、同社が掲げる5%保有という目標に一段と近づいたことになる。リー氏はこの水準を「5%の錬金術」と呼び、2026年までに達成できると見込んでいる。今回の買いは、同社が週初めに公表した1.54億ドル規模の取得に続くものだ。
ビットマインは保有トークンのうち470万枚超をステーキングしており、時価総額100億ドル超のポジションから、年間約2.89億ドルの収益を生み出している。
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トム・リー氏、ラッセル1000指数入りを視野に
リー氏によると、ビットマインは大型株指数である FTSE Russell のラッセル1000に追加される候補銘柄の一次リストに掲載されたという。BMNRの時価総額が組み入れ基準となる57億ドル超を上回っていることが理由だ。彼は、多くのアクティブ運用者が同指数の構成銘柄のみを購入対象とすることから、この見通しを追い風として捉えている。
リー氏は、パッシブファンドやETFは通常、構成銘柄の時価総額の20〜25%を保有する傾向があると述べており、これが同社株式への新たな需要を呼び込む可能性があると指摘した。
インデックスの入れ替えは、トラッカーによる機械的な買いが企業ニュースにかかわらず株価を押し上げることがあるため、アナリストから常に注目されている。
ビットマインの場合、このメカニズムにより、株式への資金流入が同社のイーサリアム投資と直接結びつき、財務保有と株価の連動性が一段と強まることになる。
また同社は、ETH価格が2200ドルを割り込んだ最近の弱含みを警戒シグナルではなく好機とみなしており、低価格帯での継続的な買い増しの背景にもなっている。
BMNR株は年初来で32%超下落しており、イーサ価格の下落と相場全体の軟調さを反映している。それでも過去12カ月でみれば株価は162%超上昇しており、この上昇局面は同社がイーサリアム戦略を採用し、企業として過去最大級の暗号資産保有を構築し始めた時期とほぼ重なる。
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