Charles Schwab は、プラットフォーム上での暗号資産の直接取引を開始する準備を進めており、Bitcoin (BTC) と Ethereum (ETH) のスポット取引へのアクセスが今後数カ月以内に提供される見込みだと、同社の 声明とウェブサイトの更新 から分かる。 シュワブの投資商品ラインナップに新設された暗号資産セクションは、専用のデジタル資産サービスの立ち上げが近いことを示している。同社は、時価総額で最大の2つの暗号資産にまず焦点を当て、ローンチ計画が2026年上半期のスケジュール通り進んでいることを 確認している。
暗号資産拡大の中で計画される限定的なローンチ
このサービスは段階的な展開になるとみられ、まずは一部の限定ユーザーから開始し、その後徐々に対象を広げていく見通しだ。早期アクセスは米国居住の顧客に限定され、同社のサインアッププロセスによれば、ニューヨーク州やルイジアナ州など特定の法域は対象外となる。
顧客資産12兆ドル超を管理するシュワブは、これまでデジタル資産に対して慎重な姿勢を取ってきた。同社の現在の暗号資産へのエクスポージャーは主に間接的なもので、暗号資産セクターに連動する上場投資商品や、Coinbase や MicroStrategy の株式などを通じて提供されている。
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間接エクスポージャーから直接保有へ
スポット取引への移行は戦略の転換を意味し、規制の明確化が進む中で、暗号資産市場に対する機関投資家の安心感が高まっていることを反映している。同社経営陣はこれまで、直接商品を拡大する前提として、より明確なルールの重要性を強調してきた。
ビットコインとイーサリアムに加え、シュワブはステーブルコインにも関心を示しており、とりわけ決済や清算の分野で、将来のブロックチェーン基盤型金融インフラの主要コンポーネントになると見なしている。
市場環境とパフォーマンスの乖離
今回のローンチ計画は、暗号資産市場全体のパフォーマンスがまちまちのタイミングで進められている。シュワブ株は過去1年で堅調な上昇を見せる一方、主要なデジタル資産は過去の高値から大きく下落しており、このセクターに根強いボラティリティがあることを浮き彫りにしている。
それでも、シュワブのスポット取引参入は、伝統的金融機関が市場の変動にもかかわらずデジタル資産への関与を深めていることから、機関投資家のモメンタムが続いていることを示すシグナルとなっている。
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