XRP (XRP)は、2月5日に約1.11ドル付近まで30%下落した後に反発したものの、依然として重要な1.50ドルのレジスタンスゾーンを上抜けできていない。売られ過ぎを示すテクニカル指標と、ETF純流入額4,500万ドルが、売り疲れした投資家と堅調な機関投資家の需要との綱引きを生んでいる。
何が起きたのか:売られ過ぎの反発とレジスタンスの攻防
この売りは、2月5日の暗号資産市場全体の急落局面で加速し、Bitcoin (BTC)が6万ドル近辺まで下落し、多額の清算によって数千億ドル規模の時価総額が吹き飛んだ。
XRPの週間相対力指数(RSI)は、一般的な押し目ではなく「底値圏」とアナリストがみなす水準まで低下した。
出来高もこの下落の激しさを裏付けた。暴落局面でXRPはCoinbaseにおいて、過去1年近くで最高となる1日当たりの取引量を記録し、アナリストはこれを「下落局面の後半に見られる典型的なパターン」と評している。
機関投資家の動きとしては、XRPは先週、主要デジタル資産の中で唯一ETFに資金流入があった銘柄となり、約4,500万ドルを集めた。一方でBitcoin、Ethereum (ETH)、Solana (SOL)関連のプロダクトは資金流出となった。需要の大部分は、Franklin TempletonとBitwiseのXRP ETFから生じている。
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なぜ重要か:本格的な回復はまだ確認されていない
以前はサポート帯として機能していた1.50〜1.65ドルのレンジは、現在は上値抵抗(オーバーヘッドサプライ)として意識されている。アナリストは、XRPがこの価格帯を明確に奪還し、より高い安値を更新し始めるまでは、今回の反発は「持続的なトレンド転換」ではなく、あくまで調整局面の一部とみなすべきだと警告している。
売られ過ぎの環境と根強い機関投資家の関心から、売り圧力が弱まりつつある可能性は示唆されているものの、強気派が求める「構造的なトレンド転換の確認」は、まだ市場から示されていない。




