Hyperliquid (HYPE) 現物上場投資信託(ETF)は、取引開始から最初の10営業日でトークン時価総額の1.04%を吸収し、記録上最も強い現物暗号資産ETFのデビューとなった。
主なポイント:
- 現物HYPE ETFは10日間で時価総額の1.04%に相当する資金流入を記録し、ビットコインの0.59%、イーサの0.41%、ソラナの0.31%を上回った。
- 米国のHYPEファンドは純資産総額1億1,738万ドル、上場2商品合計の累積純流入額は9,536万ドルとなっている。
- HYPEは、最高値の64ドル超を付けた後、記事執筆時点で約62.90ドル近辺で取引されている。
Kairos Researchの調査結果
この数値は Kairos Research によるもので、新規現物暗号資産ETFの発行体への累積純資金流入を、ローンチ時点の各原資産の時価総額と比較して算出した。
現物 ビットコイン (BTC) ETFは同じ10日間で時価総額の0.59%を吸収。イーサ (ETH) ファンドは0.41%、ソラナ (SOL) 商品は0.31%に達したと同社は述べている。
Kairosは、新規発行体だけを抽出し、いずれも新規ローンチではなく既存トラストからの転換であるGBTCとETHEからの資金流出を除外して分析した。また、流通供給量ベースでも数値を検証し、その調整後でもHYPEが依然として先頭を走っているとした。
SoSoValue が追跡するデータも、この状況を裏付けている。米国のHYPE現物ETF全体の純資産総額は1億1,738万ドル、累積純流入は9,536万ドル、1日当たりの資金流入は2,045万ドルとなっている。
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投資家が注目する理由
この指標が重要なのは、生のドル建て流入額でファンドを順位付けするのではなく、原資産トークンに対する需要の大きさを示すためである。ドルベースで見れば、ビットコイン関連商品は依然としてはるかに大きい。
BloombergのETFアナリストである Eric Balchunas は、21SharesのTHYPがローンチから2週間で50%上昇したことに言及し、RoundhillのDRAM ETFが同程度に達するまで5週間、BlackRockのIBITでは2カ月かかったペースと対比した。
データセットに含まれる上場2商品は、NYSE上場の Bitwise のBHYPと、ナスダック上場の 21Shares のTHYPである。BHYPは5月26日に1,905万ドルを集め、累積流入額は5,500万ドルに達した。一方、THYPは141万ドルを追加し、累計4,400万ドルとなった。
BitwiseのCEOである Hunter Horsley はX上で、その日のBHYP出来高約2,200万ドルの「ほとんどすべてが買い」であり、同ファンドが最大のHyperliquid ETFとしてTHYPを追い抜いたと述べた。
HYPE価格の推移
HYPEは記事執筆時点で約62.90ドル近辺で取引されている。同トークンは火曜日に過去最高値となる64.44ドルを付けた後、やや反落した。
上昇ペースは急である。HYPEは過去7日間で約26%上昇し、年初来では2倍以上に値上がりしており、時価総額で主要暗号資産の一角に食い込んでいる。5月中旬、米国初の現物ファンドが取引を開始した時点で同トークンは約46ドルで取引されており、今週付けた高値とは大きな乖離がある。
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