Hyperliquid (HYPE) は、ETF需要 と強気なアナリスト目標を背景に注目を集め、6月16日に約77ドルの新たな最高値付近に到達した。
重要ポイント:
- HYPEは1日でほぼ10%上昇し、新高値更新後も約74.61ドルで取引された。
- 現物HYPE ETFはローンチ以降、約1億5300万ドルの純流入を記録。
- 採用拡大が続けば、アナリストは83.55ドル、98.47ドル、さらに長期的には300ドルシナリオも注視している。
HYPE ETFへの資金フロー
HYPEは、6月16日に約10%の上昇を見せた後、約77ドルと過去最高値付近まで上昇 した。
その後もトークンは約74.61ドルで取引され、過去1年で約67%の上昇となった。時価総額は約165.7億ドルに達し、暗号資産の中で10番目の規模となっている。
このラリーは、現物 Bitcoin (BTC) ETFが6月15日に資金流出を記録する一方で、現物HYPE ETFへ資金が流入したことと重なった。HYPE関連商品はローンチ以来、約1億5300万ドルの純流入と、約9億ドルの出来高を記録している。
トークンを直接保有するファンドは3本で、21Shares のTHYP、Bitwise のBHYP、Grayscale のHYPG が含まれる。
BeInCrypto Market Intelligence Experts Councilのメンバーである Efe “Crypto Kid” Kelemci 氏は、Hyperliquidのビジネスモデルが機関投資家を惹きつけていると述べた。というのも、2025年の収益約8億5000万ドルの大半がHYPEの買い戻しとバーンに充てられているためだ。
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HYPEの価格目標
こうした需要は、Hyperliquidのマーケット構造にも結びついている。同社のパーペチュアル先物プラットフォームは、株式やIPO前銘柄を含む多様な資産へのアクセスをトレーダーに提供している。
なかでもSpaceXの契約は、同社の上場前にもかかわらず大きな出来高を集め、その魅力を示す例となった。一方で、レバレッジの存在はリスクも高めており、6月初旬の調整局面ではロングの清算が増加し、その後HYPEが上昇するにつれてショートの清算が増えている。
日足チャートでは、1.618フィボナッチ・エクステンションが約83.55ドルに位置しており、最初の主要なターゲットとなっている。2つ目の水準は約98.47ドル付近で、その一方で過去のレジスタンスだった59.41ドル付近は重要なサポートへと転換している。
Kelemci氏によれば、HYPEは2025年初めから164%上昇した一方で、Bitcoinは同期間の高値から42%下落し、Ethereum (ETH) は57%下落している。さらに、HyperliquidがTier-1取引所並みの取引高へスケールし、現物取引を開始すれば、Robinhoodのおよそ700億ドルの時価総額に近づくシナリオもあり得るとし、その場合HYPE価格は300ドルを上回る可能性があると述べた。
直近のラリーはまた、6月初旬にArthur Hayes がHYPEポジションを売却 し、72ドル超での利確後に買い戻したとの報道を否定したという、話題性の高い動きの後に起きた。HYPEが彼不在のなかで再び最高値を更新したことで、強気派には新たな根拠が加わったものの、上昇局面で出来高が減少している点は依然として警戒材料だ。
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