Ripple(XRP)は水曜日、 機関投資家向けプライムブローカレッジプラットフォームである Ripple Prime が Hyperliquid(HYPE)を サポート開始したと発表した。
この統合により、機関投資家は外国為替、債券、店頭スワップなど 伝統的資産とのクロスマージンを行いながら、 分散型デリバティブにアクセスできるようになる とされている。
Hyperliquidは1月中旬までに、建玉50億ドル超、 月間取引高2000億ドル超を達成した。 さらに最近、コモディティ先物と予測市場にも事業を拡大している。
Ripple Primeは、RippleによるHidden Roadの 12億5000万ドルでの買収を受けて創設された。 今回の統合は、同プラットフォームにとって初のDeFi分野への展開となる。
何が起きたのか
Michael Higgins Ripple Prime International CEOは、 この統合の目的はトラディショナル金融と分散型市場の橋渡しをすることだと述べた。 顧客は一つのカウンターパーティーとの関係を通じて、 集中管理されたリスク管理と統合マージンの下で Hyperliquidの流動性へアクセスできる。
現在このプラットフォームは、 XRPパーペチュアル先物に加え、 Bitcoin(BTC)および Ethereum(ETH)関連商品を サポートしている。 HyperliquidのHIP-3アップグレードにより株式およびコモディティの パーペチュアルが可能となり、HyperEVM を通じて 300以上の開発チームが構築を進めている。
Hyperliquidは月曜日、予測市場向けのアウトカム取引を追加する HIP-4を発表した。 この提案では、証拠金取引や清算を伴わない、 完全担保型コントラクトの導入が掲げられている。
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なぜ重要なのか
貴金属先物は、1月29日に金・銀・銅市場のボラティリティが高まるなかで、 Hyperliquid上で7100万ドル規模の清算を引き起こした。 この期間中、銀のパーペチュアル先物は同プラットフォームで 3番目にアクティブな市場となった。
HYPEトークンは火曜日時点で約33ドルで取引されており、 週間ではほぼ横ばいだったものの、 HIP-4発表以降はおおよそ20%上昇している。 これに対し、XRPは暗号資産市場全体の弱さを背景に 過去1週間で20%下落した。
Hyperliquidのパーミッションレスなマーケット展開には、 50万HYPEトークンのステーキングが必要となり、 サードパーティ開発者との経済的な利害調整メカニズムを構築している。
一方で、このプラットフォーム自体は KYC(顧客確認)要件なしで運営されているが、 Ripple Primeが検証済みの機関投資家向けアクセスを提供する形となっている。
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