ソラナ(Solana)のネイティブトークンSOL (SOL) が反発するなか、7月のオンチェーン取引件数が過去最高となる42億件に達した。ソラナ上のトークン化実世界資産(RWA)も、時価総額ベースで40億ドルに迫っている。
主なポイント
- 7月の取引件数は42億件と過去最多を更新、前月比13.5%増。
- SOLは暗号資産市場の反発局面で8日間に約40%上昇。
- ソラナ上のトークン化実世界資産は40億ドル目前まで増加し、ネットワーク利用が加速。
7月のソラナ取引が過去最高に
市場ニュースレター The Kobeissi Letter はレポートで、ソラナの7月オンチェーン取引件数が42億件に達し、月次として過去最高を更新したと伝えた。6月からの伸び率は13.5%に達する。
取引件数は昨年12月から約20億件増加しており、伸び率は約91%。このことから、最近の価格反発より前からネットワーク活動はすでに大きく増加していたことが分かる。Kobeissiが引用したRWA.xyzのデータによれば、追跡対象ネットワーク全体のトークン化実世界資産は総額380億ドル超に達している。
レポートが引用したCoinMarketCapのデータによると、SOLは直近8日間で約40%上昇し、2月以来となる100ドル超えを回復した。上昇は暗号資産市場全体のリスクオンと歩調を合わせて進み、とりわけ8月19日に米財務省が長期国債の買戻し拡大を発表して以降、勢いを増した。
財務省は買戻し規模を、1回当たり20億ドルから40億ドルへと少なくとも倍増するとし、9月9日から実施すると表明。発表を受けて長期金利は低下し、グローバル市場全般でリスク資産への選好が強まった。
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Kobeissiが見るソラナとRWA拡大
The Kobeissi Letterは、ソラナの取引増加要因の一部をトークン化資産の拡大と関連付け、オンチェーンのトレーディング活動が再び過去最高水準に戻りつつあると指摘した。価格だけが先行する局面とは異なり、今回はSOL価格の回復と同時にネットワーク利用も増加している点が重要だと分析している。
ソラナ上のトークン化実世界資産の評価額は、直近で約40億ドルとされ、前月比では約11.8%増加した。発行体が従来型の金融資産をパブリックブロックチェーン上に乗せ始めていることで、通常の暗号資産トレーディング以外の新たなユースケースと取引需要が生まれている格好だ。
ソラナが公表した7月のエコシステムレビューによると、同月末時点のRWA残高は37.3億ドル。続く8月のデータでは、合計額が40億ドルの大台を突破したことが示された。オンチェーン取引件数も、昨年12月の約22億件からほぼ倍増しており、SOLが直近8日間で急騰する以前から、取引とRWAの双方が着実に積み上がっていたことがうかがえる。
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