Solana(ソラナ) (SOL) のステーブルコインネットワークは、2026年2月の取引高が6,500億ドルに達し、単月としてはあらゆるブロックチェーンの過去最高記録を更新した。これは、わずか4カ月前に記録された前回ピークの2倍以上となる数字だ。
何が起きたのか:ステーブルコイン取引高の記録更新
6,500億ドルという数値は、2月(28日間)のカレンダー期間中にSolana上で記録されたすべてのステーブルコイン取引を合計したものだ。Grayscaleのデータによれば、それまでの記録は2025年10月に達成されたものであり、ネットワークは四半期以内に自らのベンチマークを実質2倍に押し上げたことになる。
この成長は、これまでネットワークのトランザクション構成を支配してきたミームコイン投機ではなく、SOLとステーブルコインとの取引ペアおよび実際の決済(支払い)活動に集中している。低い手数料によって、Solanaは少額送金にとって魅力的なチェーンとなっており、高い手数料のブロックチェーンでは経済合理性の面で対応が難しいユースケースを取り込んでいる。
開発者たちは、完全にオンチェーンで動作することを前提としたマイクロペイメント向けインフラの構築を進めてきた。
現在Solanaは、総ステーブルコイン供給量ベースで全ブロックチェーン中4位にランクインしている。特に USDC (USDC) の流通量では2位につけており、首位の Ethereum (ETH) の後塵を拝しているものの、USDCが機関投資家に選好されるステーブルコインと広く見なされていることを踏まえると、注目すべきポジションである。
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なぜ重要なのか:決済 vs 投機
スタンダードチャータード銀行(Standard Chartered) は以前から、Solanaの手数料体系が支払いニーズを持つユーザーをネットワークへ引き寄せる主因だと指摘しており、2月のデータはその仮説が現実になりつつあることを裏付けるものとなった。決済主導のボリュームは、市場センチメントが悪化した途端に急減しがちな投機主導のボリュームと比べ、持続性が高い傾向がある。
Solanaの伸びは、小口リテールと高頻度取引の領域に集中しているようだ。一方で、高額バリューのオンチェーンファイナンスにおけるEthereumの優位は依然として揺らいでいない。rwa.xyzによると、過去30日間にEthereumが処理したトークン化された現実資産(RWA)は155.7億ドルに達するのに対し、Solanaは20億ドルにとどまっている。
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