XRP (XRP) のクジラは買いを加速させており、過去10カ月で最大となる水準まで積み増しを進めている。価格が3.5%下落し個人トレーダーが様子見姿勢を強めるなかでも、1日あたり1,100万枚超を買い集めている状況だ。
XRPクジラの買い集め急増
オンチェーンデータプロバイダーである CryptoQuant のデータによると、クジラフローの30日移動平均は、3カ月以上続いたマイナス圏からプラス圏へと転じた。この転換は、大口保有者の行動が「配分(売り)」から「蓄積(買い)」へと切り替わったことを意味している。
主要ウォレットは1日あたり1,100万XRP超を吸収しており、これは過去の強気相場初期以来となるペースだ。
こうした買いは、トークンが1.28ドル近辺の重要サポートゾーンを守る動きと重なっている。価格は同水準付近から反発し、その後1.33ドルまで上昇した。
取引所からの流出も増加している。供給のより大きな割合がプライベートウォレットへと移されており、即座に売却可能なトークン数が減少することで、短期的な売り圧力を和らげている。
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日本カンファレンスとRippleの戦略
今回の蓄積ペースの高まりは、XRPレジャーに特化したカンファレンスが今週日本で開催されているタイミングと合致している。このイベントには Ripple の幹部が登壇する見込みで、機関投資家による採用、分散型金融(DeFi)、およびエコシステム全体の発展などが議題となる予定だ。
日本は、SBIホールディングスとの強い結びつきと、Rippleのグローバル展開における重要な拠点という位置づけから、XRPにとって戦略的な意味を持つ市場である。投資家は、このイベント前後でトークン価格がどのように反応するかを注視している。
短期的な不透明感が高まる局面では個人投資家が様子見に回ることが多い一方で、大口保有者は採用に影響を与え得るイベントに合わせてポジションを調整しているようだ。こうした動きは、彼らが小口投資家には見えにくい機会を捉えている可能性を示唆している。
ここ数カ月のXRP価格変動
XRPは2025年7月中旬に3.65ドルでピークを付けて以来、長期的な下落トレンドが続いている。2025年10月には、新たな関税発表をきっかけとした市場の一斉清算を受けて急落し、2.80ドル超から2.00ドル割れまで下落した。
その後も下落基調は続き、2026年3月まで6カ月連続で月足ベースの下落を記録したうえで、足元では1.28ドル〜1.45ドルの狭いレンジ内での推移が続いている。
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