Hyperliquid (HYPE) は、クジラウォレットが取引所から2,300万ドル超のトークンを引き出した後も60ドル近辺を維持し、トレーダーの関心は66ドルのレジスタンスに集まっている。
重要ポイント:
- クジラがCoinbase PrimeとBitGoから合計37万5,000HYPE超を引き出した。
- 個人トレーダーの取引は低調で、直近のポジショニングは大口ホルダー主導となっている。
- HYPEの次の重要レジスタンスは約66.88ドルで、その上には清算注文が集中している。
HYPEクジラの需要
大口HYPEホルダーは、直近の押し目でトークンが60ドルゾーンを守る中で、ポジションを積み増した。
Lookonchainによると、新たに作成されたウォレットがCoinbase Primeから278,827 HYPE(約1,745万ドル相当)を引き出した。その直後、ウォレット0x2386が1カ月ぶりに再び動き、BitGoからさらに96,930 HYPE(約601万ドル相当)を移動させた。
これら2件の取引で合計37万5,000HYPE超、2,300万ドル超の引き出しとなった。どちらのウォレットも、トークンを取引所に送るのではなくプライベートカストディへ移している。
その結果、即時売却可能な供給が減少し、とくにHYPEが重要なテクニカルゾーン直上で取引されているタイミングだったことから、大口ホルダーの強い確信がうかがえる。
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HYPEの価格水準
個人投資家の動きは、CryptoQuantの取引頻度データによればクジラの買いに追随していない。「Few Retail(個人は少ない)」という状態が続き、小口トレーダーはまだ本格復帰していないと示している。
TradingViewの日足チャートでは、HYPEは直近高値の約76ドルから押し戻された後もサポートを維持している。チャート上ではカップ・アンド・ハンドルのパターンが形成されつつあり、直近の調整局面が「ハンドル」に相当している。
約60ドルのサポートゾーンは、このパターンのネックラインと、5月中旬から上昇トレンドを導いてきた上昇トレンドラインが重なる価格帯だ。RSIは48.7まで低下し、中立とされる50および移動平均の約55.2を下回っている。
買い手が60ドルを守り続ければ、HYPEは66.88ドル、その後は73.64ドルの再テストを狙える。一方、このサポートを明確に割り込むと強気構造は弱まる。
CoinGlassの清算データでは、現物価格の上側に厚い流動性が確認され、まず63.5〜64.5ドル付近、次に66ドル周辺にクラスターが見られる。これらの水準は、ショートポジションの清算が集中しやすく、レバレッジポジションが積み上がったゾーンへ価格が一気に動きやすい点で重要だ。
現在のHYPEのセットアップは、買いの勢いが失速して76ドルから反落し、トークンが再び60ドルのサポートベースに戻ってきた流れの延長線上にある。今回の押し目局面では、現物の継続的な買い需要が「大きなパターンの中のハンドルにすぎない」ことを示す必要があるため、クジラによる引き出しの重要度は一段と増している。





