イーサリアム (ETH) は1,920ドルを下回り、1,905ドル付近で下げ止まって一部反発したものの、1,985ドルの弱気トレンドラインと100時間足の単純移動平均線を下回って推移しており、時価総額第2位の暗号資産は心理的に重要な2,000ドル水準近辺で依然として売り圧力にさらされている状況だ。
何が起きたか:回復は一服
下落はビットコイン (BTC) の弱含みと歩調を合わせる形となり、ETHは1,935ドルと1,920ドルのサポートを割り込んだ後、1,900ドル付近で買いが入り反発した。戻りでは1,945ドルを回復し、2,038ドルのスイングハイから1,905ドル安値までの下落に対する38.2%フィボナッチ・リトレースメントも上抜けた。
現在のETHは1,970ドルを下回って取引されている。直近のレジスタンスはこの水準で、同じ下落幅に対する50%フィボナッチ・リトレースメントと重なっている。
重要なテストとなるのが1,985ドルで、時間足のETH/USDチャート上の弱気トレンドラインが価格と交差する水準だ。2,000ドルを明確に上抜けて定着すれば、2,050ドル、さらには2,120〜2,150ドルレンジへ向けた道が開ける可能性がある。
一方で下方向では、1,985ドルを突破できない場合、1,935ドル、その次に1,905ドル安値のサポートが意識される。この水準を割り込めば1,880ドルがターゲットとなり、1,820ドルが主要な下値メドとして機能しそうだ。
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なぜ重要か:テクニカルの分岐点
時間足MACDは強気圏内でモメンタムを失いつつある一方、RSIは50を上回って推移しており、買い方と売り方の綱引きを反映したまちまちのシグナルとなっている。1,905ドルのサポートと1,985ドルのレジスタンスが、ETHの次の方向性を左右しそうなレンジを形成している。
どちらか一方向への明確なブレイクは短期的な相場のトーンを決定し、重要水準間のおよそ100ドル幅のレンジ圧縮が、もみ合いが解消された後の加速的な値動きの下地となる可能性がある。
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