XRP は、1月初旬の約2.40ドルの高値からいったん調整したものの、現在も2ドル超で推移しており、アナリストたちは、米ドル指数が過去にトークンの最大級の上昇に先行してきた構造的なゾーンに近づきつつあると指摘している。
何が起きたのか:ドル指数パターン
クリプトアナリストの Bird 氏は、X 上で2017年、2021年、そして2024年という3つの局面を提示し、DXY(ドル指数)の持続的な弱含みと、XRPの力強い上昇局面が重なってきたことをテクニカル分析で示した。
DXY、つまり米ドル指数は、ユーロ、日本円、英ポンドなど6つの主要通貨に対する米ドルの価値を測る指標である。
このパターンは、XRPがトークン固有の材料というより、マクロ環境に反応していることを示唆している。
ドル優位が後退すると、資金は暗号資産へとローテーションしやすくなる。
2017年末のサイクルでは、ドル安基調のなかでXRPは3ドル台半ばまで急騰した。また2020〜2021年の局面では、サイクルトップで1.90ドルまでの急伸を演じた。2025年前半には上昇が加速し、7月にはXRPは現在の史上最高値である3.65ドルに到達している。
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なぜ重要なのか:マクロの分岐点
現在、DXYはおよそ99付近に位置しており、Bird氏はここを今後の相場方向を占う「決断の水準」と見ている。
もし指数が弱含みに転じ、赤いローソク足を連ねるようになれば、過去のパターンから、数カ月以内にXRPが再び上昇局面に入り、3.65ドル超を目指す展開になりうると示唆される。一方で、ドルが強含みに転じれば逆のシナリオとなり、流動性の引き締まりによってXRPは2ドル前後のレンジに押さえ込まれる可能性が高い。
次にドルがどちらへ動くかが、どのシナリオが現実になるかを決めることになる。
その一方で、テクニカルアナリストのChartNerd氏は、5日足MACDにおいてXRPが「ゴールデンクロス」を示現したことを指摘している。これはMACDラインがシグナルラインを上抜けたときに発生するシグナルだ。
MACDヒストグラムも赤から緑へと転換している。
このシグナルが最後に点灯したのは7月で、そのときXRPは新たなATH(史上最高値)まで急騰した。
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