イーサリアム (ETH) のショートセラーは、バイナンスで約10億ドル規模の弱気なデリバティブポジションが、2月安値からの35%の価格反発と衝突するなか、清算リスクの高まりに直面している。
バイナンスでのETHデリバティブの積み上がり
2月以降、オープンインタレストには約35万ETHがバイナンスで新たに加わり、同取引所は現在、全体の約37%のシェアを占めている。記事執筆時点で、ETHは2,318ドルで取引されていた。
CryptoQuantの寄稿者であるDarkfostは、価格が回復しているにもかかわらず、新規ポジションの大半がショートであると指摘した。
「これは、バイナンスのETH資金調達率を通じて確認できます。現在の水準は、以前の弱気相場以来見られなかったレベルに達しています」とDarkfostは記した。
取引所の資金調達率は1月末以降、概ねマイナス圏で推移している。レートは一時、-0.01%を下回り、これはDarkfostが「稀」であり、ショートの大量蓄積を示す水準だと表現した。圧力はすでに清算データに現れており、バイナンスでは1時間のうちに2度、合計300万ドル超のショートポジションが一掃されている。
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Darkfostによるショートスクイーズ警告
Darkfostは現在の上昇を「上昇トレンド初期局面」と位置づけ、数カ月にわたるショートの積み上がりが、トレーダーがロングへの転換を拒む限り、上値を押し上げ続ける可能性があると主張した。「これほどのコンセンサスが形成されると、市場が多数派に逆行し、最も攻撃的なポジションの清算を引き起こすことは珍しくありません」と彼は書いている。
それでも、状況が変化しつつある兆しも見られる。資金調達率はプラス圏に転じ始めており、Darkfostは+0.01%近辺の読みを挙げたが、その日のデータはまだ完全ではなかった。
資金調達率が持続的にプラス圏に入れば、不信感に駆動されたスクイーズ局面から、トレンドに沿ってポジションを取る段階への移行を示唆することになる。
ETHは2月の安値から約35%上昇したものの、2024年末の高値を大きく下回った水準にとどまっている。バイナンスの資金調達率はほぼ3カ月にわたり主にマイナス圏で推移しており、この期間はデリバティブ市場全体でショート清算が繰り返し発生してきた局面と重なっている。
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