BitMine Immersion Technologiesは先週、Ether (ETH) を7万1,672枚追加購入し、イーサ保有残高は528万トークンとなった。会長のトム・リーは、2,200ドル割れの下落局面を魅力的な買いの好機と位置づけている。
ビットマインによるイーサ購入
ラスベガス拠点の同社は、最新の購入分としておよそ1億5,400万ドルを投じた。これは、月曜日に公表された週次の財務アップデートで明らかにされた。
今回の購入量は、前週に追加した2万6,659ETHのおよそ3倍に相当する。ビットマインは現在、イーサリアムの流通供給量の約4.37%を保有しており、企業としては世界最大のETHトレジャリーであり、暗号資産全体でもマイケル・セイラー率いるStrategyに次ぐ第2位の規模となっている。
同社の暗号資産と現金の合計保有額は126億ドルに達した。この内訳には、202枚のBitcoin (BTC)、6億8,500万ドルの現金、さらにBeast IndustriesおよびEightco Holdingsへの株式投資が含まれると、同社は開示している。
ビットマインはまた、「Made in America Validator Network」を通じて471万ETHをステーキングしている。現在の利回りを前提にした年間ステーキング収入は2億8,900万ドルと試算している。
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トム・リーの原油価格論
「最近のETHの2,200ドル割れまでの調整は、魅力的な投資機会だと見ています」とリー氏はアップデートの中で述べ、加えて 同社が2026年中にも供給量の5%保有という目標に到達し得るとの見通しを示した。
リー氏は、イーサに売り圧力をかけている主因として原油価格を挙げた。ETHと原油との逆相関は、彼がこれまで追跡してきた中で最も強く、直近6週間の原油高がトークン価格の下落と歩調を合わせていると主張している。
Fundstratのストラテジストでもあるリー氏は、デジタル資産市場の明確化を目的とした「Digital Asset Market Clarity Act(デジタル資産市場明確化法)」にも注目している。同法案はすでに上院銀行委員会を通過しており、今後、上院本会議での採決に持ち込まれれば、機関投資家の資金流入を後押しする追い風になり得るとしている。
イーサリアムの価格推移
火曜日時点で、ETHは2,112ドル近辺で取引されており、週間ベースで約8%下落している。価格は2025年8月に付けた過去最高値4,953ドルを大きく下回る水準だ。
価格下落には機関マネーの流出も拍車をかけている。米国の現物型イーサリアムETFは、5月18日に8,631万ドルの純流出を記録し、6日連続の資金流出となった。中でもBlackRockのETHAが最大の流出を主導している。イーサは、時価総額上位10銘柄の中で唯一週間ベースで下落している資産であり、ETH/BTCレシオは0.028近辺と10カ月ぶりの低水準まで低下している。
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