イーサリアム (ETH) は2,120ドルを割り込み、弱気のテクニカルシグナルが強まり、オンチェーンデータで長期間休眠していたクジラが数千万ドル規模のトークン売却を開始したことが明らかになる中で、2,020ドル水準へと下落した。
ETHのテクニカル分析
価格は2,150ドルの上での維持に失敗し、2,080ドル水準と100時間単純移動平均線の両方を下抜けた。2,032ドルで安値を付けている。
現在、ETH/USDの1時間足チャートでは、2,135ドル近辺に下降トレンドラインが位置している。2,199ドルのスイングハイから2,032ドルの安値までの下落に対する23.6%フィボナッチ・リトレースメントが、現在のもみ合いゾーン付近にある。
直近のレジスタンスは2,100ドルにあり、50%フィボナッチ水準が2,120ドル付近と重なる。2,135ドルを明確に上抜ければ2,200ドルへの道が開け、その上は2,245ドルや2,320ドルも視野に入る。一方で、2,020ドルのサポートを失うと1,980ドル、さらに1,950ドルが意識され、より深い下値メドとして1,880ドルが控える。1時間足MACDは弱気ゾーンで勢いを失いつつあり、RSIも50を下回った状態が続いている。
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クジラの売りが下押し圧力を増幅
こうしたテクニカル面での弱さと初期ETH保有者による大口売却が重なっている。リサーチャーによれば、2年間休眠していたクジラがCoinbaseに1万5,000ETH(約3,097万ドル相当)を入金したという。
このクジラはイーサリアムのICOに参加しており、ドルコスト平均法を用いてPoloniexで1枚あたり約11.6ドルで合計1万7,400ETHを取得していた。このウォレットにはなお、約3,050万ドル相当となる1万4,800ETHが残っている。
別件として、LookonchainはX上で別の売却を特定した。ウォレットアドレス0xa2F6の初期保有者は、3月23日に1万5,002ETHを約3,097万ドルで売却した。このウォレットは10年前に1枚12.83ドルで17万2,700ETHを受け取っており、当時の投資額は約220万ドルだった。現在の価格水準では、このウォレットの保有総額は約3億5,600万ドルに達し、16,082%超のリターンとなっている。
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