ニューヨーク(米ニューヨーク州)発・2026年7月20日(チェーンワイヤ)
決済インフラ大手Nium(ニウム)によるCypherの買収と、それに伴う一般向けサービスの段階的な終了を受け、自己管理型(セルフカストディ)金融アプリを展開するTriaは20日、Cypherの一般向けサービス終了で影響を受けるユーザーの受け入れを開始すると発表した。今後数週間で、Cypherの一般消費者向けアプリ、カードプラットフォームおよび関連エコシステムは順次終了する見通しだ。
Cypherは移行期間中も顧客資金は安全に保全され、引き出し可能な状態が維持されるとしているものの、今回の発表を機に、多くの利用者が日常的な暗号資産決済へのアクセス方法を見直し始めている。Tria側は、こうした動きが、自社が創業当初から掲げてきた「利用者は資産の支配権を手放さずに日常の金融サービスへアクセスできるべきだ」という理念を一層裏付けるものだと強調する。
「まずは、Cypherのチームと、彼らが築き上げてきたコミュニティに敬意を表したいと思います」と、Triaの共同創業者ヴィジット・カッタ氏は語る。「事業の移行は、その背景が何であれ、ユーザーにとって簡単なものではありません。同時に、こうした出来事は『所有することの意味』を改めて思い起こさせます。自分の資産のコントロールを他者に預けることなく、現代的な金融体験を享受できるべきです。私たちが目指してきたのは、まさにその未来なのです。」
対象ユーザーには、「Tria Signature Card」を1年間年会費無料で提供。申込はこちら:https://t.co/Mb3CdCAkhv。
Triaは、暗号資産の自己管理を維持したまま、取引(トレード)、決済、リワード還元、トラベル機能を一体で提供するアプリだ。資金を中央集権的なプラットフォームに預託させるのではなく、ユーザー自身がカストディを保持したまま、従来フィンテックサービスが提供してきたような機能へアクセスできる点が特徴となっている。
中核となる「Tria Card」は、自己管理している暗号資産から直接決済できるカードで、対象取引にはキャッシュバックが付与される。加えて「Tria Travel」を通じ、アプリ内から航空券、ホテル、クルーズ、各種アクティビティを予約でき、ラグジュアリーを含む高額な旅行商品に対してもキャッシュバックを獲得可能だ。旅行関連の対象リワードには月間上限が設けられていない。
同社は、今回の一連の動きを、暗号資産決済の「進化の一局面」と捉えている。デジタル資産が日常の金融インフラに組み込まれつつある中で、利用者は利便性と、暗号資産業界の出発点となった「所有と自己主権」の理念を両立させるプロダクトを求めるようになっているという。
「暗号資産は、人々からコントロールを奪うためではなく、取り戻すために生まれたものです」とカッタ氏は続ける。「これからの金融プロダクトは、所有権と使い勝手のどちらか一方を選ばせるようなものであってはなりません。両立させてこそ、真に優れたサービスと言えるのです。」
Cypherからの移行を検討しているユーザーは、Triaアプリをダウンロードすることで、自己管理型の金融エコシステムをすぐに利用開始できる。
Triaについて
Triaは、トレーディング、決済、リワード還元、旅行予約、そしてオンチェーン金融をワンストップで提供する自己管理型金融アプリである。ユーザーがデジタル資産の管理権限を自ら保持しながら、日常的な金融ツールへアクセスできるようにすることで、自己カストディ時代における一般消費者向け金融のあり方を再定義しようとしている。
問い合わせ先
Jon Lindsay Phillips
PhillComm Global
[email protected]

