アーリーステージスタートアップ向けオンラインピッチイベント「10X Founders Demo Day」第2弾の応募受付が始まった。8社が選出され、総額15万ドル超のリワードプールを複数のVC・企業パートナーと争う。イベント本番は8月25日で、応募締切は8月20日となっている。
主催は Inspira Labs、Yellow、Cicada の3社で、新たに Sonic がアンカーパートナーとして参画。Injective、Hacken、Galxe、1inch、Cointelegraph Accelerator、Cryptic、Atlas(CoinMarketCapが支援)が共同ホストとして名を連ねる。
イベントの進行
選出された各ファウンダーには、ピッチ5分と審査員からの質疑応答2分が与えられる。勝者に限らず、ステージに立つ全チームが同一の審査基準で全審査員から評価され、書面でフィードバックを受け取れる点が特徴だ。
確定している6名の審査員(今後さらに追加予定)
- Ian Yeung(Animoca Brands)
- Roman Evdokimov(Contribution Capital)
- Ivan Li(Comma3 Ventures)
- Chloe Wang(Fenbushi Capital)
- Aleksandr Nechaev(Funders VC)
- Tadas Ramonas(Zee Prime Capital)
各審査員は独立して全チームを採点し、その後パネルとして協議のうえ、リワードプールの具体的な配分を決定する。

リワードプールの内訳
今回のリワードプールは、単一の現金賞金ではなく、各パートナーからのインカインド(現物・サービス)提供で構成されている。
- Sonic:優勝チームに2万ドル相当のエコシステムグラントを提供。加えてビルダープログラムへの参加枠とテクニカルサポートを付与。Sonicのエコシステムアクセスは、8チームすべてに開放される
- Injective:独自のデューデリジェンスを前提に、最大2万ドルを拠出
- Hacken:1万5,000ドル相当のスマートコントラクト監査クレジット
- Atlas(CoinMarketCap出資):900超の取引所からの一次価格データフィード5,000ドル分と、CoinMarketCapへの無料上場
- Cointelegraph Accelerator:1万ドル分のメディア掲載クレジット
- Galxe:キャンペーンやクエスト設計向けの「Essentials Plus」パッケージ(6,000ドル相当)
- 1inch:カスタムプランにおけるAPIアクセス5,000ドル分
- Cryptic:5,000ドル相当のマーケティング・グロース支援パッケージ
- Inspira Labs、Yellow、Cicada:マーケットメイク、アドバイザリー、アクセラレーション、Go-to-Market支援などを合わせて6万ドル相当
今回の第2弾での大きな構造変更点は、Sonicがアンカーパートナーとして明確なポジションを持つことだ。Sonicは審査パネルと共に応募案件をレビューし、チェーン選定が確定する前の段階から有望チームを支援できる。従来のように、チェーンとの提携発表後に支援を検討する形とは異なるアプローチとなる。
第2弾開催の背景
初回の「10X Founders Demo Day」は今年前半に実施され、150超のチームから応募があり、そのうち12社が本番ピッチに進出。最終的に Backyard Finance が、Varys Capital、Funders VC、Starknet Foundation、Magnus Capital、Coinsilium、Draper Associates が審査した12万5,000ドル規模のプールを獲得した。ライブ配信には7,000人超が視聴参加している。

バージョン2.0では、ピッチ枠を12社から8社に絞る一方で、リワードプールと審査陣を拡充。1社あたりのレビューをより深め、審査リソースが分散しすぎないよう設計している。応募受付開始から4日間で100件を超えるエントリーが集まっており、CryptoRank、Incrypted、CoinMarketCap、Sonic、Injective などがプロモーション面で支援している。
応募要件
「10X Founders Demo Day v2.0」は、すでにプロダクトが稼働している、あるいは初期トラクションを獲得しており、今後3〜6カ月以内にトークンジェネレーションイベント(TGE)を計画しているファウンダーを対象とする。応募締切は8月20日で、選出チームにはTelegramを通じて連絡が入る。
イベントリンク: luma.com/mie9hpvt
