Contour、グローバルな「トレードから決済」フロー高速化で業界リーダーが議論

デジタルトレードから決済までの摩擦解消をテーマに、SAPなどがSibosマイアミで討議。標準化やステーブルコイン、AI活用が焦点。
Sep, 24 2026 15:36

SAP、アクセンチュア、GLEIF、EastnetsはContourとともに、デジタルトレードから決済までのトランザクション・バリューチェーンに存在する摩擦の解消をテーマに、デジタルトレード、グローバル標準、ステーブルコイン、Agentic AI(自律型AIエージェント)などを軸に議論を行う。

【マイアミ 2026年9月24日】 — XDC Networkを基盤とするContourは、Sibos Miami 2026の開催に合わせ、SAP、アクセンチュア、Global Legal Entity Identifier Foundation(GLEIF)、Eastnetsの各社および金融業界のシニア層を招き、デジタルトレードから決済実行までの接続をいかにシームレスにするか、またそのプロセスをステーブルコインとAIがどう支え得るかについて、集中的に検討する。

**「Opening Bell: Institutional Breakfast: Unlocking Velocity in Trade & Payments」**は、9月29日(火)午前7時30分〜9時30分(米東部時間)、マイアミビーチのThe Bass Art Museumにて開催される。Contourは共同ホストのSAPおよびEastnetsとともに、銀行、規制当局、事業法人、決済事業者、フィンテックなど、トレードから決済・最終精算までを支えるキープレーヤーの幹部層を、招待制で一堂に集める。

パネルでは、グローバルなトレード〜ペイメント・バリューチェーンが直面する本質的な構造課題に焦点を当て、その解消に向けた実務的なソリューションを議論する予定だ。具体的には、国際的な標準や、電子譲渡可能記録に関する模範法(MLETR)に整合したフレームワーク、検証可能なクレデンシャル(VC)、さらに法規制下のステーブルコインを法定通貨口座との「サンドイッチモデル」で決済に組み込む手法、そしてトレードおよび決済ワークフローにおけるAIおよびAIエージェントの活用の現状などが取り上げられる。

Contour暫定COOのRahul氏は次のように述べている。「Contourはトレード・デジタライゼーションの先駆者として、バリューチェーン全体の摩擦を取り除くには、オープンな業界対話、革新的なソリューション、協調的なパートナーシップが不可欠だと考えています。デジタル化の議論を、単なるコスト削減やオペレーション効率から、実ビジネスの成長、運転資本の最適化、サプライチェーン全体のスピード向上へと転換していく必要があります」。

Eastnetsも次のようにコメントする。「トレードと決済がデジタルかつ相互接続され、リアルタイム化する現在、このテーマは極めてタイムリーです。スピードは、信頼性・セキュリティ・コンプライアンスと両輪でなければなりません。これらを統合することが、よりつながりの深い、レジリエントで効率的な金融エコシステムの構築に不可欠です」。

GLEIFのCEOであるAlexandre Kech氏は、アイデンティティとガバナンスの重要性を強調する。「トレードは着実にデジタル化が進んでいますが、法人のアイデンティティや権限を確立する基盤プロセスは、依然として断片的で、クローズドあるいは特定プラットフォームに依存しているケースが多いのが現状です。銀行、企業、トレードプラットフォームが国境やサプライチェーンをまたいで連結度を高めるなかで、組織を確実に識別し、その組織を代表して行動する権限者を検証できることの重要性は一段と増しています。プラットフォームに依存しない検証可能な組織IDと権限情報を、デジタルトレードのプロセスに直接埋め込むことで、摩擦を軽減し、透明性を高め、実務レベルでの相互運用性を実現できます。最終的には、グローバルトレード全体の『信頼の基盤』を強化する取り組みなのです」。

9月29日には、XDC Network共同創業者のAtul Khekade氏が開会挨拶を行い、その後、Contour Network暫定COOのRahul Bhargava氏がモデレーターを務めるパネルディスカッションを進行する。登壇予定者は以下の通り。

· Alexandre Kech氏 — Global Legal Entity Identifier Foundation(GLEIF) CEO
· Sulabh Agarwal氏 — アクセンチュア グローバル・ペイメントリード
· Kiran Mistry氏 — SAP APAC金融サービス統括/リージョナルバイスプレジデント
· Baiba Miezere氏 — Eastnets グループ・プロダクト開発ディレクター

このイベントはContourの主催、XDC Networkの技術支援により実施され、Agentic Dayがホストを務める。コミュニティパートナーはMiami Fintech Clubであり、メディアパートナーとしてFF News | Fintech FinanceおよびYellowが参加する。

Contourはまた、Sibos会期中の9月28日〜10月1日、マイアミビーチ・コンベンションセンター内DiscoverエリアのスタンドDISS43に出展する。

報道関係者の参加および取材に関する問い合わせ

Sibos、銀行、トレードファイナンス、決済、フィンテックを取材対象とするジャーナリストは、イベント参加の申請が可能だ。参加希望やインタビュー機会の相談、追加情報の要請については、Lalla Asmaa Alaoui(メール:[email protected])まで連絡を受け付けている。

機関投資家・法人ゲストは、https://lnkd.in/d94ZUMaW から招待状のリクエストを行うことができる。参加には事前承認と定員制限があり、本ブレックファストへの登録はSibos 2026本体の登録とは別手続きとなる。

Contourについて

Contour Networkは、グローバルなデジタルトレードファイナンス・プラットフォームとして、銀行、企業、関連プレーヤーを結び付け、信用状および越境トレード関連書類のデジタル化を支援している。複数の決済手段を選択可能な形での決済をサポートするとともに、AIを含む先端テクノロジーを実装している。contour.network

XDC Networkについて

XDC Networkは、トレードファイナンス、決済、現実資産のトークン化などの用途をサポートする、オープンソースのEVM互換レイヤー1ブロックチェーンである。xdc.org

SAPについて

SAPは、財務、調達、サプライチェーン、コマースなど企業の中核プロセスをつなぐエンタープライズアプリケーションおよびビジネステクノロジーを提供している。sap.com

Eastnetsについて

Eastnetsは、金融機関向けにコンプライアンス、決済、SWIFT接続ソリューションを提供している。主な提供領域として、マネーロンダリング対策、制裁スクリーニング、決済不正防止、ISO 20022移行支援などが挙げられる。eastnets.com

Agentic Dayについて

Agentic Dayは、エンタープライズの経営層、起業家、投資家、インフラ構築者を結集し、自律型AIシステムの導入、経済性、ガバナンスについて議論する場を提供している。agenticdaysummit.com

Miami Fintech Clubについて

Miami Fintech Clubは、アメリカ大陸および欧州の創業者、投資家、金融機関をつなぎ、エグゼクティブパネルやキュレーションされたイベント、戦略的パートナーシップを通じてネットワーク構築を支援している。

メディア連絡先

Lalla Asmaa Alaoui
Agentic Day
[email protected]

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