キングスタウン(セントビンセントおよびグレナディーン諸島)、2026年7月30日/Chainwire発
かつてハードウェアウォレットは、「秘密鍵をオフラインで安全に保管する」ことが主目的だった。だがいま、ユーザーの期待はそれだけにとどまらない。自己管理で資産を保有する投資家は、堅牢なコールドストレージを維持しつつも、秘密鍵を外部に出したり、別アプリやブラウザタブに頼ったりすることなく、手軽に資産をスワップしたいと考えている。
こうしたニーズを背景に、CoolWalletは高速スワッププロバイダーのひとつとしてChangeNOWをアプリ内に統合した。本件は、両社によるより広範な戦略的パートナーシップに向けた第一歩でもある。
CoolWalletとは
CoolWallet は2014年からハードウェアウォレット事業を展開し、これまでに累計30万超のユーザーを獲得、重大なハッキング被害は報告されていない。同社の主力製品である「CoolWallet Pro」とNFC対応モデル「CoolWallet Go」は、クレジットカードサイズのデバイスとスマートフォン用「CoolWallet App」を組み合わせることで、コールドウォレットとホットウォレットの一元管理を可能にしている。
秘密鍵はデバイス内のセキュアチップ上で生成・保管され、モバイル端末側には一切流出しない設計だ。アプリ上では、ビットコイン、イーサリアム、ソラナ、各種EVM互換チェーンをはじめとする対応ネットワークで、購入、ステーキング、スワップなどの機能を利用できる。
CoolWalletがChangeNOWを選んだ意味
ハードウェアウォレットへのスワップ機能統合には、綿密な設計と審査が求められる。鍵の安全性を最優先し、ユーザーを不透明な外部チャネルへ誘導しないことがプロダクトの前提となる以上、交換機能にも同等レベルの信頼性とセキュリティが欠かせない。
CoolWalletは今回、ChangeNOW Exchange API を採用し、ローンチ後少なくとも1カ月間は、アプリ内スワップのデフォルトプロバイダーとしてChangeNOWを利用する。
ユーザーはスワッププロバイダーを選択する必要はない。スワップ画面を開き、交換したい通貨ペアを選び、トランザクションを承認するだけでよい。バックエンド側で処理が行われ、現時点ではその実行を担うのがChangeNOWとなる。サービスはノンカストディアルで、アカウント登録は不要。CEXおよびDEXの流動性プールから最適レートを自動探索し、1,500超の銘柄と90以上のネットワークに対応する。
価値提案の軸は「カバレッジ」と「実行品質」だ。カバレッジ面では、ユーザーはアプリを離れたり、マイナーな取引ペアを探し回ったりすることなく、複数銘柄・レイヤー間をシームレスに移動できる。実行面では、見かけの数字だけを追うのではなく、最終的な受取額が最大化されるようルーティングを行うことで、流動性変動下でもスワップを迅速に約定させ、提示レートの維持を図る。
今後の展開
ChangeNOWはCoolWalletチームと協業し、シンガポールで開催される「Token2049 Singapore」に向けた特別仕様のハードウェアウォレットを開発している。同カンファレンスは10月7〜8日にマリーナ・ベイ・サンズで開催予定だ。
このリミテッドエディションウォレットは専用デザインを採用し、アプリ内スワッププロバイダーとしてChangeNOWのみを搭載する計画だ。提供方法や入手手段などの詳細は、追って発表される見通しである。会期中はChangeNOWブースにて、参加者が体験できるインタラクティブな企画も用意される予定で、直前になって追加情報が公開される。
ChangeNOWについて
ChangeNOW For Business は、法人向けの暗号資産スーパーアプリとして、企業が暗号資産・法定通貨を安全かつ効率的に扱えるよう支援している。決済受け入れ、暗号資産の交換・管理、Web3金融の業務への組み込みまでを一気通貫でカバーし、幅広い暗号資産および法定通貨をサポートする。
また、SOC 2およびISO 27001に準拠したベストプラクティスを取り入れることで、FinTech、オンラインゲーム(iGaming)、レンディング、投資サービスなどの分野におけるパートナー企業向けに、毎月数千万件規模のトランザクションを安定的に処理している。
問い合わせ先
ChangeNOW
Natalie L.
CHN Group LLC
[email protected]

