Morphが高速レイヤー1「Tachyon」をローンチ、 オンチェーントレーディング特化チェーンで取引インフラを強化

Morphがトレーディング特化レイヤー1「Tachyon」をローンチ。 高速・即時ファイナリティでPopDEXなどオンチェーンデリバティブ取引基盤を支える。
6時間前
Morphが高速レイヤー1「Tachyon」をローンチ、 オンチェーントレーディング特化チェーンで取引インフラを強化

GRAND CAYMAN(ケイマン諸島)発、2026年7月21日 /PRNewswire/ --
決済、ステーブルコイン、オープンファイナンス、オンチェーン市場に注力するブロックチェーンネットワーク Morph は、新たな独立系レイヤー1チェーン「Morph Tachyon」を立ち上げた。 高パフォーマンスなオンチェーン取引とマーケット構築に特化したインフラだ。

このローンチにより、Morphは単一の汎用ネットワークから、相互接続された金融エコシステムへと拡張する。 既存のEthereumレイヤー2は引き続き決済やステーブルコイン、オープンファイナンスを担い、 Morph Tachyonはトレーディング専用の実行環境を提供する。

これによりMorphエコシステムは、オンチェーン金融のバリューチェーン全体をカバーする構造となる。 ユーザーは一方のレイヤーで支払い・清算を行い、もう一方で取引・投資を実行できるようになり、 すべてをMorphネットワーク内で完結させることが可能だ。

Morphがトレーディング専用チェーンを構築した理由
オンチェーンのトレーディングは、決済や汎用的な金融ユースケースとは異なる基盤設計を必要とする。 実際の取引プラットフォームでは、注文送信・キャンセル・マッチング、ポジション変更、証拠金の更新、 オラクルの価格更新、清算といった一連の処理が、特に高ボラティリティ局面で集中的に発生する。

汎用チェーン上では、トレーディングアプリは速度、透明性、ユーザビリティの間で妥協を強いられがちだ。 その結果、トレーダーは注文更新の遅延、キャンセルの反映遅れ、約定確定の不透明さ、 急変動時の執行品質のばらつきといったリスクに直面する。

Morph Tachyonは、まさにこうしたニーズを前提に設計された。 独立したレイヤー1として独自のコンセンサス、決済、ステートを持つことで、 他用途とブロックスペースを奪い合うことなく、トレーディングアプリ専用の実行環境を提供する。

高性能オンチェーン市場向けに最適化された設計
Morph Tachyonは、オーダーブック型取引所をはじめ、大量トランザクションを高速処理する必要のある トレーディングアプリ向けに構築されている。

主要な仕様は以下の通り。

  • ブロックタイム目標は200ミリ秒、最大毎秒20万トランザクションのスループット
  • HotStuff BFTに基づくコンセンサス設計により、ブロック再編のない「即時ファイナリティ」を実現
  • 取引時のガス負担をゼロとし、注文送信・キャンセルやポジション管理の際に ネイティブガストークンを意識せず利用できるUX
  • EVM互換のカスタムアーキテクチャを採用し、既存のEVMウォレット、アドレス形式、 JSON-RPCインターフェース、開発ツールをそのまま活用可能

Morph Tachyonは、分散型取引所(DEX)だけにとどまらない。 マーケットメイカー、クオンツトレーディングチーム、ボールト構築者、ブローカー、 流動性プロバイダー、アナリティクスプラットフォームなど、 高性能なオンチェーン市場を構築する多様なプレーヤーを支えることを想定している。

PopDEXがトレーディング基盤としてMorph Tachyonを採用
トレーダー主体の分散型パーペチュアル取引所 PopDEX (https://popdex.xyz/) は、自社のトレーディングインフラをTachyon上に構築する。

パーペチュアル市場では、注文送信やキャンセルからマッチング、ポジション管理、証拠金調整、 自動執行に至るまで、取引プロセス全体で絶え間ないステート変化が生じる。 PopDEXがTachyonを選んだ理由は、こうしたワークロードを「数ある用途の一つ」ではなく 最優先ユースケースとして処理できるよう設計されている点にある。

即時ファイナリティにより、一度確定したトランザクションは追加コンファメーションを待つことなく ただちに清算される。これは、クオート更新、注文キャンセル、証拠金変更、ポジション更新、 清算処理のいずれにおいても重要な特性だ。 また、高スループットにより、トレーダーやボット、マーケットメイカーによる 常時の高頻度なアクティビティにも対応できる。

MorphとPopDEXは、オンチェーンデリバティブのインフラ高度化に向けて協業しており、 Morphエコシステム全体での執行品質、流動性、資本効率の向上を重視している。

Morph エコシステム責任者 Renna Ba 氏は次のように述べている。
「Morph Tachyonは、Morphエコシステムにとって大きな前進です。 決済とトレーディングはいずれもオンチェーンファイナンスの中核ですが、 必要とするインフラは異なります。すべてのアプリに同じ基盤を強いるのではなく、 各市場構造に適した専用システムを構築するアプローチを取っています。」

「PopDEXは、Tachyon上でどのような取引プラットフォームが構築できるかを示す 最初の重要なケーススタディとなります。今後、さらなる取引プラットフォームや マーケットメイカー、パートナーがネットワークに参加することを期待しています。」

なお、同チェーン上で構築を進める追加のエコシステムパートナーについては、 今後数カ月のうちに順次公表される予定だ。

Morphについて
Morphは、ステーブルコイン、PayFi(決済ファイナンス)、コンシューマー向け分散型アプリケーションの グローバルな決済レイヤーを目指して設計された高性能ブロックチェーンネットワークである。 Bitgetエコシステムのインキュベーションを受けており、オプティミスティック技術と ゼロ知識技術を組み合わせたモジュラーアーキテクチャにより、 次世代のグローバルコマースに必要な超低コストかつ安全で即時性の高いトランザクションを提供する。 詳細は morph.network を参照。

PopDEXについて
PopDEXは、執行品質、資本効率、深い流動性を重視するトレーダー主体の分散型パーペチュアル取引所である。 基盤となるトレーディングインフラをMorph Tachyon上に構築することで、 トレーダー、マーケットメイカー、流動性プロバイダー、ブローカー、機関投資家に向けて、 高性能なオンチェーン取引環境の提供を目指している。

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