米国ニューヨーク発/2026年7月23日/Chainwire配信
第2四半期エコシステムレポートでは、機関投資家向けパートナーシップ、エコシステム拡大、インフラ整備の進捗を総括。Bitcoinステーキングの第3四半期ローンチに向けた態勢が明らかになった。
スマートコントラクトレイヤーStacks(STX)は、Q2 2026 Ecosystem Reportを公表し、Bitcoinを「生産性を持つ資本資産」へと転換するためのBitcoinステーキングと、その基盤インフラ整備の進展を示した。同四半期の累計Stacksユーザー数は160万超となり、前四半期比で8.0%増加。新規ウォレット生成数は第1四半期の7万2,000件から第2四半期には11万件へと約53%伸びた。
レポートによると、第2四半期は着実な実行の四半期となった。StacksはBitcoinステーキングを支えるオンチェーンメカニズム「PoX-5」を開発・デプロイし、まず機関投資家向けのプライベートテストネットで稼働。その後パブリックテストネットに展開し、現在は第3四半期のメインネット立ち上げを前に監査プロセスが進行している。
同期には、機関投資家向けの2つの大型提携も実現した。世界で累計10兆ドル超のデジタル資産の送受信・保管を支えるFireblocksが、機関投資家向けカストディインフラパートナーとして参画。また、Nakamoto Inc.(NASDAQ: NAKA)のBitcoinネイティブ運用子会社であるUTXO Managementが、Bitcoinステーキングのローンチ・パートナー第1号となった。並行して、Bitcoinネイティブな金融エコシステムは拡大を続け、Stacks Endowmentはエコシステム支援の助成金およびFoundryプログラムを拡充し、新たなビルダー支援に乗り出している。
> 「Bitcoinは長年をかけて“資産”としての地位を築いてきました。次の章は、その資産に生産性を持たせることです。Stacksは2026年第2四半期に、その実現に向けて大きく前進しました」と、Stacks LabsのCEOであるAlex Miller氏は語る。「我々の仮説は明確です。Stacksこそが、Bitcoinを“生産性を持つ資本”へと変える場になるということです。これからの四半期はStacksエコシステム全体にとって極めて重要であり、いま眠っているBitcoinのより大きなシェアを獲得していく決意です。」
レポートで示された主なトピックは以下の通り。
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Bitcoinステーキングのローンチに向けた前進
PoX-5が完成し、プライベートおよびパブリックテストネットで稼働開始。現在は監査段階にあり、第3四半期のメインネット実装を見込む。 -
FireblocksおよびUTXO Managementとの機関提携
Fireblocksが機関向けカストディインフラパートナーとして参加し、機関投資家向けの保管・運用基盤を拡充。
さらに、Bitcoinネイティブの資産運用を行うUTXO ManagementがBitcoinステーキングのローンチ・パートナー第1号となり、機関投資家の参入を後押しする体制が整いつつある。 -
Zest Protocolが過去最大の四半期を記録
Zest ProtocolのガバナンストークンZESTは5月19日にBinance Alphaを通じて上場し、上場から数時間で完全希薄化時価総額(FDV)が2億ドルに到達。CoinGeckoとCoinMarketCapではトレンド1位を獲得した。
Zestは現在もStacks上最大のDeFiプロトコルとして、総ロックバリュー(TVL)は7,000万ドル、預け入れられたsBTCは800超となっている。 -
Stacking DAO、TVLが過去最高の1億1,000万STXに
Stacking DAOのTVLは過去最高となる1億1,000万STXを記録。
あわせて、Stacks初のBitcoinリキッドステーキングトークンとなる「stBTC」を発表しており、現在監査中で、8月のローンチを目指す。 -
BitFlow、累計取引高50億ドル超を突破
DEXのBitFlowは、累計取引高が50億ドル、スワップボリュームが5億7,500万ドルを突破。累計ユーザー数は2万9,677人へ拡大した。
また、直近30日間では主要な2つのsBTCプールで、Bitcoinベースの想定平均年率利回り(APY)17.9%を提供したとされる。 -
Hermetica、BTC利回り商品の需要継続
Bitcoin利回り商品を提供するHermeticaでは、hBTCのTVLが75 BTCに到達。上限設定のある最新の募集は24時間以内に完売した。
一方、USD建てプロダクトのUSDhは四半期を通じて平均8%のAPYを記録。Hermeticaは同時に、STRC統合の前進も報告している。 -
ネットワークおよびプロトコル開発の継続
メインネットノードの安定版リリースを3回実施し、プロトコルの安定性を強化。
さらに、Immunefiによるバグバウンティプログラムを活用したセキュリティ強化が継続している。 -
Stacks Endowmentによるエコシステム投資の拡大
Stacks Endowmentは、助成金およびFoundryプログラムを通じた戦略的なエコシステム投資を拡大。
初回のValidateコホート(参加チーム60、うち25チームが助成金申請フェーズへ進出)を完了し、次期プログラム「Onboard」の準備を進めている。
レポートでは、第3四半期のStacksの優先事項として、Bitcoinステーキングのメインネットローンチ、stBTCを軸としたリキッドステーキングエコシステムの拡充、新たな機関投資家のオンボーディング、そしてBitcoinネイティブな金融アプリケーションを構築する起業家・開発者への継続的な投資が挙げられている。
第2四半期の詳細は、Q2 2026 Stacks Ecosystem Reportで確認できる。
Stacksについて
Stacksは、眠っているBitcoinを「生産性を持つ資本」へと変えることで、Bitcoinの価値を拡大するレイヤーである。
同ネットワークはセルフカストディ型のBitcoin利回り獲得を可能にし、決済をBitcoinにアンカーしたBitcoinネイティブな金融アプリケーションのエコシステムを拡大している。詳細はstacks.coを参照のこと。
問い合わせ先
Shannon Voight
Stacks Labs
[email protected]

