大半のトークンは、背後にある事業との間に正式な紐付けがない。知的財産(IP)や収益、トレジャリーは通常、別法人に置かれている。Umiaは、トークンと並列にこれら3つをひとつの法的ストラクチャーに統合し、トレジャリーの意思決定をオンチェーンの「決定市場」で行う。
【ニューヨーク 2026年10月6日(現地時間) PR Newswire】――オンチェーンでのプロジェクト立ち上げ・資金調達・ガバナンスを提供するプラットフォームUmia(umia.finance)は、自社システムを用いてローンチした初のトークン$UMIAのオークションを通じ、600万ドルを調達したと発表した。
8月26日から9月2日までBase上で7日間にわたり実施されたセールには、10本のファンドと約700人の個人投資家が参加した。開始から3日間は、デューデリジェンスを経たファンドおよびzkTLSにより検証済みのコミュニティメンバー向けの先行ラウンドとして実施。その後8月29日に一般ラウンドが開始されると、7分でハードキャップに到達し、最終的な調達額は設定していた最低目標2百万ドルの3倍超に達した。
Galaxy Ventures、DCG、Draper Associates、RenGen、Alpha EV、Maven 11、Eon Capitalなどが参加ファンドに名を連ね、いずれも他の参加者と同一条件・ディスカウントなしで入札に応じた。

Umia共同創業者のFrancesco Mosterts氏は次のように述べている。
「本気で事業に取り組むチームには、これまでトークンと裏側のプロジェクトを実際に結び付ける『ローンチの仕組み』が存在しませんでした。そこで、まず自分たちのトークンを自社システムに通したのです。その結果、プロジェクトの資金調達、ローンチ、ガバナンスのあり方を変え得るフレームワークが出来上がったと考えています」
現在Umia自身も、プラットフォーム上のあらゆるプロジェクトが採用するのと同じストラクチャーのもとで運営されている。すなわち、IP、オペレーションチーム、トレジャリーを単一の「リーガル・ラッパー(法的器)」に収め、調達資金はチームのウォレットではなくノンカストディアルなトレジャリーに送金。取締役会レベルの意思決定は、すべて決定市場を通じて行われる。
これらの意思決定には「フタルキー(futarchy)」と呼ばれる手法を用いる。各提案につき選択肢ごとに条件付き市場を開設し、参加者はそれぞれの選択肢がもたらす成果の期待値に基づいて取引する。市場が最も高く評価した選択肢が、実際に実行される。
Umiaは9月17日に第1号となる決定市場を稼働させ、トレジャリーが保有するUSDC 477万ドルをBase上のレンディングプロトコルへどのように配分するかを市場に問うた。3つの投資ストラテジーと「何もしない」ベースライン案が競合した結果、AaveとSteakhouseへの配分を組み合わせた戦略が採択され、すでに実行済みだ。
Galaxy VenturesのインベスターであるJames Kibbie氏は次のようにコメントしている。
「オンチェーンでの資本形成は、これまで『公正なメカニズム』か『信頼できるストラクチャー』かの二者択一になりがちでした。Umiaのオークションメカニズムは、その両方を組み合わせています。ファンドと個人を区別せずに扱うクリアリングプロセスと、トークンにプロジェクトとの明確な関係性を与える法的・トレジャリーの枠組みを同時に備えているのです」
プラットフォームのフルスタックが稼働したことで、外部プロジェクトによるUmia上でのローンチ第1号は、オンボーディングとリーガルレビューを前提に2026年第4四半期に予定されている(時期は目安であり、変更される可能性がある)。
Umiaを開発するのは、Ethereumの研究・開発ラボであるChainboundのチームだ。同社は4年以上にわたり、FlashbotsやEthereum Foundationとの協業を含め、コアEVMインフラの設計に携わってきた。共同創業者兼CEOのFrancesco Mosterts氏は以前、Point72に在籍し、共同創業者兼CTOのNicolas Racchi氏はDeFiプロトコルやEthereumインフラの構築に従事してきた。チーム全体としても、トレーディング、ガバナンス、グロース、オペレーションなどのスペシャリストで構成されている。
Umiaについて
Umiaは、オンチェーンでのプロジェクト立ち上げ、資金調達、ガバナンスを一気通貫で提供するフルスタック・プラットフォームである。Umiaを通じてローンチされる各プロジェクトは、単一のリーガル・ラッパーの下で運営され、知的財産、運営チーム、トレジャリーを一つのストラクチャーに統合するとともに、取締役会レベルの意思決定をオンチェーンの決定市場に委ねる。Umia独自のトークンである$UMIAは、このシステムを通じて最初にローンチされたトークンである。UmiaはChainboundによるインキュベーションを受けている。詳細は umia.finance、docs.umia.finance、x.com/Umia_finance を参照。
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Umia メディアリレーション
SOURCE Umia
