スクウェアテックとGOAT Network、韓国でAIエージェント型ステーブルコイン決済推進に向けMOU締結

スクウェアテックとGOAT Networkが韓国でAIエージェント型ステーブルコイン決済のMOU締結。訪韓客向け米ドル建て決済を起点に段階展開。
1時間前
スクウェアテックとGOAT Network、韓国でAIエージェント型ステーブルコイン決済推進に向けMOU締結

米カリフォルニア州オークランド/サンフランシスコ発 — 2026年10月22日(現地時間)、Chainwire配信

  • スクウェアテック、デジタルソリューション(DS)事業の一環としてAIエージェント型決済ソリューションを検討
  • 第1弾として、Lordsystemと開発中の訪韓外国人向けステーブルコイン決済プログラムにGOAT Networkの技術導入を協議
  • オンチェーンID、利用上限、ユーザー承認といった安全策を備え、韓国の関連法令・規制審査を踏まえ段階的に展開

Square Tech(スクウェアテック、KOSDAQ: 148250)は、エージェントコマース向けビットコイン担保インフラを提供するGOAT Networkと、韓国におけるAIエージェント型ステーブルコイン決済サービスの可能性を共同検討するMOU(了解覚書)を締結したと発表した。GOAT Networkの中核インフラを開発するDAC Labsも合意に参加し、技術支援を行う。

当面の最優先事項として、スクウェアテックが韓国のモバイル本人確認企業Lordsystemと共同で開発中の訪韓外国人向けステーブルコイン決済プログラムに、GOAT NetworkのAIエージェント決済技術を統合することを検討する。

このプログラムは、訪韓外国人がモバイルパスポートを通じて本人確認を行い、韓国内の加盟店で米ドル建てステーブルコインによる支払いを行えるようにすることを目指す。あわせて、デジタルギフトカードやバウチャーの購入など、関連サービスへの拡張可能性についても、所管当局の法令・規制審査を前提に検証していく。

本MOUに基づき、スクウェアテックは国内での事業開発、加盟店ネットワーク構築、規制当局とのコミュニケーションをリードする。GOAT NetworkはAIエージェント決済技術およびネットワークインフラを提供し、DAC Labsは技術統合、セキュリティレビュー、ネットワーク運用面を支援する。

今回の協業は、韓国におけるAIおよびデジタル資産の制度整備が進む中で発表されたものだ。AIの信頼基盤整備を目的とした「人工知能の開発および信頼基盤の造成に関する法律」(いわゆるAI基本法)は2026年1月に施行済みであり、一方で、韓国ウォン建てステーブルコインを含むデジタル資産全般の規律を定める「デジタル資産基本法(仮称)」についても、国会での審議が進められている。

GOAT Networkは、2026年の「Korea Blockchain Week(KBW)」ソウル開催時に、AIエージェントを活用した双方向の購買デモを披露し、AI主導のコマースに対する消費者の初期ニーズを可視化した。今回のスクウェアテックとの提携は、こうした機能を実社会の決済領域へと具体的に落とし込むための一歩となる。

提案されている決済ソリューションには、AIエージェントがユーザーに代わって支払いを実行する際の信頼性・安全性・透明性を確保するための技術的なセーフガードが組み込まれる予定だ。各AIエージェントには、ERC-8004規格に基づく検証可能なオンチェーンIDが付与されるほか、利用限度額の設定、ユーザーによる承認手続き、詳細な取引履歴管理などにより、AIエージェントによる決済行動のモニタリングを可能にする。

初期フェーズでは、関連するライセンスおよび規制要件を満たすスキームを通じて、米ドル建てステーブルコインへの対応から開始する計画だ。今後、韓国のデジタル資産規制枠組みの整備状況を見極めながら、韓国ウォン建てステーブルコイン対応を視野に入れた技術基盤の構築も進めるとしている。

> スクウェアテック 代表取締役 CEO 金康鎬(カンホ・キム)氏のコメント: > 「韓国では、AIとデジタル資産に関する制度基盤が急速に整いつつあります。今後重要になるのは、こうした制度を実際に消費者や加盟店が使えるサービスへと落とし込むことです。 > 今回の協業を通じて、スクウェアテックはグローバルな技術を韓国の決済環境および規制フレームワークに組み込み、AIとステーブルコインを日常の決済に取り込む新たな決済エコシステムの構築を目指します。」

> GOAT Network 共同創業者 兼 CEO ケビン・リウ(Kevin Liu)氏のコメント: > 「AIエージェントの次の進化は、ユーザーの意図を理解するだけでなく、その代理として実際に購買行動を起こすことにあります。エージェントコマースを本格的にスケールさせるには、企業側は自社商品やサービスをAIエージェントからアクセス可能にする必要があり、一方で消費者側は、購入が正当に承認されていること、支出が事前に定めた範囲内に収まっていること、決済が安全であることを確認できなければなりません。 > スクウェアテックとの協業を通じて、これらの機能が韓国の実際の商取引をどのように支え得るかを探っていきたいと考えています。」

両社は、電子金融取引法、仮想資産利用者保護法、外国為替取引法、「特定金融取引情報の報告及び利用等に関する法律」(いわゆる特金法)など、韓国内の適用法令および規制をすべて順守する方針だ。必要に応じて、適切なライセンスを保有するサービスプロバイダーとの連携を図りながら、今回提案するサービスの提供を行う。エンドユーザー向けのサービス機能は、関係当局による法的・規制的な審査を前提に、段階的に導入される見通しである。

スクウェアテックについて

Square Techは2002年設立、本社を韓国・京畿道華城市に置く。通信、防衛、自動車向けに用いられるLTCC(低温同時焼成セラミック)部品および基板の開発・製造を手がけ、2016年にKOSDAQへ上場した。

同社はデジタルソリューション事業を通じてデジタル資産決済分野へ事業領域を拡大しており、韓国のモバイル本人確認企業Lordsystemとともに訪韓外国人向けステーブルコイン決済プログラムを開発中である。また、米国の機関投資家向けデジタル資産プラットフォームであるAnchorage Digitalとの協業を通じ、機関投資家向けデジタル資産インフラ構築にも取り組んでいる。

GOAT Networkについて

GOAT Networkは、ビットコインをセキュリティ基盤とするエージェントコマース向けインフラであり、企業、消費者、開発者、AIエージェントをつなぐ役割を果たす。中核プロダクトである「GOAT Flow」は、商品やサービスをAIエージェントから「見つけやすく、理解しやすく、購入しやすい」形で提供するための仕組みを提供し、「GOAT AgentKit」はエージェントネイティブなアプリケーションを開発するためのツール群を開発者に提供している。

GOAT Networkのコアインフラは、ブロックチェーンインフラ、ゼロ知識証明技術、AIエージェントシステムに特化した研究開発企業DAC Labsによって構築されている。

問い合わせ先

COO(最高執行責任者)
Sophia Li(ソフィア・リー)
GOAT Network
[email protected]

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