キャシー・ウッド氏は、ビットコイン (BTC) が 10月の過去最高値から約50%下落した ことを、 弱さではなく市場の成熟のサインだと評価し、最大手の暗号資産について 「85~95%のドローダウンの時代は終わった」と主張した。
ウッド氏のBTC見通し
ARK Investment Management のCEOであるウッド氏は、 現在の下落局面について語るため CNBC の番組「Squawk Box」に 出演 した。 ビットコインは10月6日に過去最高値となる12万6,080ドルを付けた後、 約47%下落し、およそ6万7,000ドル前後まで値を下げている。
ウッド氏は、この下落幅そのものを「前進」と位置づけた。 85%以上の暴落が再び起きる可能性は低いとし、 ビットコインを「証明されたテクノロジー」かつ「新たな資産クラス」だと表現した。
同氏の運用会社は2015年の時点で、上場資産運用会社としていち早くBTCへのエクスポージャーを獲得していた。
ARKインベストは、Coinbase、Robinhood Markets、Block、 Circle Internet Group、Bitmine Immersion Technologies、Bullish など、 暗号資産関連企業の株式を積極的に売買し続けている。
ウッド氏は、ピーク値からの下落率が約50%にとどまるのであれば、 ビットコインコミュニティは今回の調整を「真の勝利」と受け止めるだろうと述べた。
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BTCトレジャリー売却の拡大
こうした価格下落を受け、上場企業や主権国家の一部では、 保有してきたBTCトレジャリーを解消する動きが広がっている。 長期保有を掲げていた企業でさえ、流動性の確保、負債返済、戦略転換の原資確保のために 売却へと動き始めている。
Marathon Digital は負債圧縮のために1万5,000BTC超を売却し、 約11億ドルを手にした。Genius Group は保有ポジションを完全に手放した。
Riot Platforms はビットコインを売却 しつつ、AIおよび高性能コンピューティング向けインフラ事業へと軸足を移している。
Empery Digital はローン返済のために一部保有分を売却し、 Nakamoto Holdings も事業運営を支える目的で小規模な売却を実施した。 また ブータン も、かつてマイニングを通じて蓄積してきた 国家保有のビットコイン準備を縮小し始めている。






