ストラテジー社(Strategy) は、約10億ドル相当の ビットコイン(Bitcoin) を13,927 BTC (BTC) 追加で財務資産として購入し、企業としてのビットコイン保有総量は78万0897 BTC、評価額は590.2億ドルとなった。
セイラー氏の10億ドル規模ビットコイン購入
取締役会会長の マイケル・セイラー(Michael Saylor) は、この購入について、1枚あたり平均取得単価が7万1902ドルだったとX上で公表 した。ストラテジー社の全購入分をならした平均取得価格(ブレンドコスト)は、現在1 BTCあたり7万5577ドルとなっている。
同社は、ビットコインの流通供給量全体の約3.8%を支配 している。
この数字は、他の上場企業の保有量を大きく上回っている。次に大きな保有者である トゥエンティ・ワン・キャピタル(Twenty One Capital) は、4万3514 BTCを保有するにとどまる。
セイラー氏は、同社の配当義務に紐づく財務指標についても言及した。ストラテジー社の保有ビットコインは、普通株を新たに発行することなく優先株式の配当をすべて賄うために、年間2.05%のペースで増加すれば十分だという。同社は主に、年利11.5%の「変動金利Aシリーズ永久優先株(Variable Rate Series A Perpetual Preferred Stock)」(ティッカー:STRC)を通じて、ビットコイン購入資金を調達している。
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ストラテジー社の未実現損失とマイニングを上回るペース
今回の購入は、2026年第1四半期における、ストラテジー社のデジタル資産ポートフォリオに関する145億ドル規模の未実現損失 と同時期に行われた。ビットコイン価格が約20%下落したことで、評価額は同社の平均取得単価を下回る水準まで落ち込んでいる。
それでも同社は、年初来で5.6%のBTC利回り(BTC Yield)を報告している。この指標は、1株あたりの運用効率を測定するものだ。
ストラテジー社のビットコイン蓄積ペースは、市場に新たに供給される量を引き続き上回っている。
2026年3月だけで、同社は4万6233 BTCを取得した。これは、同期間に世界中のマイナーが新規発行した約1万6200 BTCのおよそ3倍に相当する。2020年8月以降、ストラテジー社はビットコインを100回以上にわたって分割購入してきた。
すべての株式クラスを合わせたATM(at-the-market)オファリングの残余枠は570億ドル超に達しており、一部のアナリストは、ストラテジー社が早ければ2026年11月にもビットコイン保有枚数100万枚に到達する可能性があると見ている。






