Solana (SOL) は6月7日に6%超急騰し、極端な恐怖に陥った全面安相場に逆行して上昇、100ドル台回帰への期待をあおっている。
Key Points:
- Solanaは6月7日に6%超上昇し、ビットコインを上回るパフォーマンスを見せ、SOL/BTC比率は1カ月超ぶりとなる日次上昇率を記録。
- ビットコインが6万1,000ドル台まで下落しイーサリアムも大きく下げる中、暗号資産市場全体のセンチメントは2カ月ぶりの「極端な恐怖」に沈んだ。
- オンチェーンデータでは、毎日170万人超のユーザーがソラナに戻っており、2月以来の高水準となっている。
ソラナ、売り相場でビットコインをアウトパフォーム
トークンは6月7日に6%超上昇し、大型銘柄の中でも有数の資金流入を記録、ビットコイン (BTC) の4%高を上回った。SOL/BTC比率は2.7%超の上昇で引け、1カ月超で最も強い単日パフォーマンスとなった。
イーサリアム (ETH) も同日に7.9%上昇した。この並行した上昇は、資金がソラナ単体を追いかけるというより、アルト全体へ広くローテーションしていることを示唆しており、「ソラナだけの独歩高」という見方を複雑にしている。
こうした反発が目立ったのは、直前にセンチメントが過去2カ月で最低となる極端な恐怖まで落ち込んでいたためだ。ビットコインは2月以来となる6万1,000ドル近辺まで下落し、現物ファンドでは13営業日連続の資金流出が続いた。5月中旬以降、40億ドル超がこれらのプロダクトから流出しており、大口投資家の売りが下押し圧力を強めている。
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オンチェーンデータが示すソラナ反発の裏付け
今回の乖離が重みを持つのは、今サイクルでソラナが最も打撃を受けた銘柄の一つだからだ。トークンは直近1週間で約20%安、2026年通期でも約46%安と大きく値を下げている。リスクオフ相場では本来、こうした銘柄ほど先に売られやすいが、今回はそのパターンを大きく外れた形となった。
アナリストらは、今年に入ってからの極端な恐怖水準がいずれも相場の底打ち直前に出現してきた点を指摘し、今回のパニックも「仕込みの好機」として位置づけている。こうした低水準は、投資家がついに損失を確定させる「投げ売り」と重なることが多い。
一方で、オンチェーン指標は弱気一辺倒の見方を難しくしている。
ネットワークには毎日170万人超のユーザーが戻ってきており、これは2月以来の最高値だ。チーム側も今週、大きな発表があると予告している。資金がすぐにネットワークへ戻りつつある状況を踏まえると、今回の反発は市場全体のベータ的な戻りというより、相対的な割安さのサインとも受け取れる。
ソラナは2026年の年初に125ドル近辺で取引を開始し、1月には一時148ドル台まで上昇したが、その後足元をすくわれた。春先にかけてじりじりと下げ、ここ数日で80ドル前半からさらに崩れたばかりだ。現在の取引水準は67ドル前後と、2025年1月の過去最高値からなお約77%下に位置している。
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