ビットコイン (BTC)は、7万9,500ドル近辺からの「フラッシュクラッシュ」を経て、土曜日には7万7,260ドル近辺で推移した。直近で7年ぶりの高水準に達したRSIが、7万ドル台前半への一段安リスクを示唆している。
主なポイント
- 週末の急反落で、ビットコインは約7万9,500ドルから約7万6,300ドルまで短時間で下落。
- 4時間足RSIは過去7年以上で最高水準に達し、異例の強いモメンタムと短期的な過熱感を示唆。
- トレーダーは7万5,000〜7万6,000ドルのサポートを注視。上値シナリオは8万3,000〜8万8,000ドル、一方で調整深掘りなら7万〜7万2,000ドルが焦点。
ビットコインのフラッシュクラッシュ
各種メディアの報道によると、8月22日、ビットコインは一時7万9,500ドル近辺まで上昇した後、急速に7万6,300ドル前後まで売り込まれ、その後は7万7,260ドル近辺で取引された。
その直前、ビットコインは1週間で22%超上昇しており、モメンタム系指標は歴史的な「伸び切った」水準に達していた。4時間足ベースの相対力指数(RSI)は、少なくとも過去7年で最も高いレベルを記録している。
RSIは0〜100のレンジで相場の勢いを測るオシレーターで、一般に70超は「買われ過ぎ」と解釈される。今回の記事によれば、RSIは80〜90レンジに達しており、中長期の上昇トレンド自体は維持されていても、短期的な需要の息切れが起きやすいゾーンに入っているという。
このフラッシュクラッシュにより、数分のうちに5億ドル超のロングポジションがロスカットされ、24時間ベースでは清算総額は13億5,000万ドル超に膨らんだ。
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「Krown」がRSI極端値に警鐘
アナリストのKrownは、今回の極端なRSI水準について「長期トレンドにとっては建設的だが、短期的には逆風」と指摘した。
一方、Tedは週足チャートの構造に焦点を当て、「$BTCは週足の強気相場サポート帯を上回って推移している。このゾーンを上に抜けたまま週足を引ければ、ビットコインのさらなる上昇余地が開ける」と述べた。
他のアナリストからは、今回の上昇局面が「ローカルな天井」に近づいているとの見方も出ている。CredibleCryptoは、短期足の波動構造が読みづらくなっているとしたうえで、現在の上昇波動が完結している場合、ここから押し目・反落局面に移行するリスクを指摘した。
強気シナリオのカギを握るのは、7万5,000〜7万6,000ドルのサポート維持だ。このゾーンを守れれば、8万3,000〜8万8,000ドルへの上値トライの余地が残る。一方、買われ過ぎシグナルを受けてモメンタムが失速すれば、7万〜7万2,000ドル帯までの調整が意識される展開となる。
週末の反落前、ビットコインはすでに1週間で22%超上昇し、7万9,500ドル近くまで迫っていた。今回のRSI警戒シグナルは、この急騰が深い押し目を伴わずに「整理・定着」できるかどうかを占う試金石となっている。





