NEAR (NEAR) は、レバレッジをかけたクジラのロングと急激な出来高の急増を背景に、固いレジスタンスを上抜けして1日で15%超の上昇となった。
主なポイント:
- NEARは24時間で15%上昇し、取引量は53%増の11.1億ドルに達した。
- オンチェーンのトラッカーは、クジラが234万NEARに10倍レバレッジのロングを構築したと警告した。
- デリバティブの未決済建玉は24%増の8億5,336万ドルとなり、上値余地と清算リスクの両方が拡大した。
NEARが15%上昇
NEARは、市場全体でも有数の1日での大幅高を記録し、オンチェーンのトラッカーやトレーディングデスクがアクティビティ急増を報告する中、24時間で15%超の上昇となった。出来高は53%増加し、11.1億ドルに達した。
NEARがこれまでの反発を抑えてきた複数のレジスタンス帯を取り戻すと、買い方はその後も価格を押し上げ続けた。
この上昇は、大型アルトコイン全体のセンチメントが改善し、人工知能テーマに紐づくベータの高いトークンへと資金がローテーションする中で起きた。スポット市場では、短期での利確よりも上昇継続を見込む動きが優勢だった一方、値動きのペースが速まったことで日中のボラティリティも拡大した。
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クジラがレバレッジロングを積み増し
強気の確信は、オンチェーンのモニターが、トラッキングデータによって、あるクジラウォレットが234万NEAR(約645万ドル相当)に対して10倍レバレッジのロングを構築したと示した後、さらに強まった。
同じトレーダーは、2.46ドル近辺で約200万ドル相当となる81万3,000NEARの指値買い注文も入れていたと報告されている。
このオーダー構成からは、そのクジラが、より深い押し目を許容するよりも、高い水準のサポートを買い手が守ると見込んでいることがうかがえる。大口のレバレッジポジションは、流動性を動かし、他のトレーダーの注目を集めるため、短期センチメントを左右しやすい。今回の場合、NEARが主要レジスタンスを上抜ける中でポジションが拡大した。
NEARは2.40ドル帯を取り戻し、数カ月続いた下降トレンドから抜け出すと、2.80ドル近辺へと一気に駆け上がった。この動きにより、2025年後半に買い方が跳ね返された3.07ドル近辺のレジスタンスに一段と近づいた。
デリバティブ市場も価格上昇に追随した。未決済建玉は24%増の8億5,336万ドルに達し、ショートカバーではなく新規のレバレッジポジションが市場に流入していることを示している。価格上昇とともにレバレッジが増える状況は、通常、一時的なショートスクイーズではなく新たな資金流入を示唆する。
RSI は日足ベースで約87に達し、典型的な「買われ過ぎ」ゾーンへ深く踏み込んでいる。このような水準は、長期のもみ合い相場の後に現れやすい一方、トレーダーが利益を確定し始めることで急激な値動きが生じるリスクも高める。
2.40ドルを上回って推移し続ければ、3.07ドルに向けた道は開かれたままだ。一方で、需要が細れば、いったん取り戻した水準への冷却局面を招く可能性がある。
NEARの今回の上昇は、年初に1ドル割れまで沈んだ局面からの急速な回復をさらに伸ばす形となっている。このラリーは、BitMEX共同創業者の Arthur Hayes がNEARをお気に入りのアルトコインのひとつに挙げた5月以降に勢いを増し、Bitcoinやその他の主要銘柄が足踏みする中、NEARを半年ぶりの高値へと押し上げた。
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