イーサリアム、約31%高騰パターン再現でブレイクアウト目前に迫る

Only 3.49% of ETH supply remains on tracked exchanges as staking and DeFi absorb more tokens (Image: Shutterstock)
Only 3.49% of ETH supply remains on tracked exchanges as staking and DeFi absorb more tokens (Image: Shutterstock)

イーサリアム(Ethereum/(ETH))は、8カ月ぶり高値となる2,660ドルを付けた後、現在は2,474ドル近辺でのもみ合いが続いている。
取引所での残高縮小とステーキング量の増加が進むなか、市場では3,000ドルブレイク再挑戦への期待がくすぶる。

注目ポイント

  • ETHは価格変動が徐々に収れんする「三角持ち合い」を形成しており、買い方は切り上がる安値を守る一方、売り方は直近高値圏で上値を抑えている。
  • 上抜けが決まれば、3,000ドル台への上昇シナリオが再び開かれる可能性がある。
  • 取引所保有残高は約1,470万ETHまで減少する一方で、約4,300万ETH、供給全体の約35%がステーキングにロックされている。

イーサリアム供給の締まり強まる

ETHは2,660ドルまで一段高となった後に反落したものの、買い圧力が上昇トレンドラインを守り、2,474ドル近辺で下げ渋った。
この動きが、価格変動を徐々に絞り込む三角持ち合いパターンを形成している。

現在のパターンは、過去に30.91%の急伸に先行した三角持ち合いと類似している。当時は、いわゆる「クジラ」による買い増しと歩調を合わせるように、3億ドル超のETHが取引所から流出していた。

以降、取引所のETH残高は2,000万ETH超から約1,470万ETHまで減少し、市場で即座に売却可能なイーサリアムは目に見えて細っている。
ここにステーキングの拡大が加わり、流通するフリー・フロートは一段と絞られている。

現在、約4,300万ETHがステーキングサービスにロックされており、総供給量の約35%を占める。加えて、現物型イーサリアムETFも規制下のカストディにコインを取り込みつつあり、新規発行ペースが抑制されていることも供給面のタイト化に拍車をかけている。

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ETHのモメンタムが試される局面

その後の時点では、ETHは2,510ドル近辺で推移し、直近高値2,660ドルから約5.6%下方に位置している。
売り買い双方の出来高は落ち着いており、前回の上放れをけん引した力強いモメンタムはまだ戻っていない。供給タイト化だけでは、次の上昇相場を確証する材料にはなりにくい。

出来高と建玉(オープン・インタレスト)の増加が確認されれば、新規資金の流入シグナルとなる。テクニカル的には、明確な上方ブレイクが続けば2,650~2,700ドル帯の回復、さらに3,000ドル台が再び視野に入る一方、現在のサポートを割り込めば2,380~2,400ドルレンジへの下押しリスクが高まる構図だ。

以前の三角持ち合いでは、出来高の増加を伴って上放れが確定し、わずか3日間で30.91%の急伸を演じた。
しかし、足元のパターンでは、当時ほどの買い手の参加がまだ見られない。
この違いが、今回のブレイクアウトを依然「未確認」のままにとどめている。

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Luke Angell

ルーク・エンジェルは、イエロー・メディアの特派員であり、20年以上にわたりテクノロジーおよびメディア事業の構築と成長に携わってきたデジタルビジネスのエグゼクティブ兼起業家です。そのうち6年間は、Web3と暗号資産分野の最前線で活動してきました。彼は、Web3、AI、先端テクノロジー、そしてテクノロジー・ビジネス・デジタル文化が交差する領域について執筆しています。

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