ビットコイン(BTC)は火曜日に7万2,300ドルまで下落し、2024年11月以来の安値をつけた後、乱高下する相場の中で一時7万6,000ドル超まで反発しました。
この急落により、レバレッジのかかったロングポジションが一斉清算され、24時間で7億4,000万ドル規模の仮想通貨清算が発生しました。
今回の安値は、火曜日につけた7万3,150ドルのボトムを下回る水準となりました。ビットコインは、2025年10月に付けた12万6,000ドル超のピークから、すでに40%以上下落しています。
火曜日はマクロ資産全体も軟調でした。金価格は5,000ドルのサポート維持に失敗し、米国株も安寄りとなりました。
何が起きたのか
ビットコインは火曜日の安値後、一時7万6,000ドル超まで反発したものの、その上昇分を吐き出しました。足元では、7万~7万9,999ドルのレンジ内で5日連続の推移となっています。
ロングポジションは、総清算額のうち5億5,400万ドルを占め、その内訳はビットコインのロングが2億8,700万ドル、イーサリアム(ETH)のロングが2億6,700万ドル清算されました。20万人超のトレーダーが強制ロスカットに直面した格好です。
トレーディング企業 QCP Capital は、米政府が新たなシャットダウンを回避したことで、目先のヘッドラインリスクは和らいだと指摘しました。ただし、国土安全保障省(Homeland Security) の予算は2月13日までの短期延長にとどまっています。
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なぜ重要なのか
ビットコインは歴史的に、7万~7万9,999ドルの価格帯で推移していた期間が短く、このレンジでのサポート水準には不透明感があります。このゾーンには、明確な過去のサポート・レジスタンスの蓄積データが乏しい状況です。
トレーダーの間では、次の重要水準として5万ドル近辺をターゲットとする動きが強まっています。一方で、200週指数移動平均線は約6万8,000ドルに位置しており、テクニカル上のサポートとして意識されています。
アナリストの Benjamin Cowen 氏は、過去のビットコイン相場では、これまでの安値を一掃する動きがしばしば「リリーフ・ラリー」を誘発してきたと指摘しました。ただし、今回反発に失敗した場合、弱含みの展開が2026年夏まで長期化する可能性があると警告しています。
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