ビットコイン (BTC) のクジラ(大口投資家)は、個人トレーダーが買い続けているにもかかわらず7万5,000ドル付近でショート寄りに傾いており、今年でも屈指のポジションの乖離が表面化している。
クジラは7万5,000ドルでBTCをショート
ビットコインは、週半ばの反落後も木曜日には7万5,000ドルを上回って推移し、LatestLYの市場データによれば、早朝には取引価格が約7万6,283ドル近辺となっていた。
しかし、大口投資家のセンチメントは守りに転じている。分析企業Alphractalの創業者であるJoao Wedson氏は、Whale vs Retail Deltaが-0.18となっていることを根拠に、この変化をX上で指摘した。
この指標は、クジラが個人投資家に比べてネットロングのエクスポージャーを削減していることを示している。小口トレーダーは強気姿勢を維持している一方で、大口アカウントはよりショート寄りのポジションに近づいている。
この規模のマイナス水準はまれであり、歴史的には急落か長期のもみ合いのいずれかに先行することが多いと、同氏は述べている。
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Wedson氏は乖離に警鐘
この乖離が重要なのは、クジラのフローが価格に先行する傾向があるためだ。熟練トレーダーが手を引く一方で個人が買い続けている場合、その構図は、CoinGlassによれば、蓄積ではなく分配を示唆することが多い。
Wedson氏は、トレーダーに対し資金調達率と建玉(オープンインタレスト)を注視するよう促している。これら2つの指標によって、レバレッジロングを維持するために個人がプレミアムを支払っているかどうか、そしてそのポジションがどれほど急速に巻き戻され得るかが明らかになるという。
現在の数値は、ビットコインにとって慌ただしい1か月の後に出てきたものだ。ビットコインは8セッションのうち3回にわたり7万9,000ドルで上値を拒まれ、4月を通じて繰り返し7万5,000ドルを試し、さらに約2億ドル規模のショートが7万5,500ドル付近に積み上がっていた。
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