イーサリアム (ETH) が2,000ドルを割り込んだ木曜日、BitMine Immersion Technologies は評価額ベースで約80億ドルの含み損を抱え、同社株は昨年の高値から約90%急落した。
重要ポイント:
- イーサが2,000ドルを下回り、BitMineは保有するイーサリアムで約80億ドルの含み損を計上。
- BMNR株は昨年付けた161ドルの高値から約90%下落。
- 売りが加速しセンチメントが悪化する一方で、大口ウォレットはイーサを買い増ししており、下落圧力の一部を相殺している。
イーサリアム下落がBitMineを直撃
イーサは木曜日、2,000ドルを割り込む約2年ぶりの安値圏まで下落し、トークン最大の企業保有者であるBitMineは、およそ80億ドルの含み損を抱えることになった。
この資産は2025年のピークから57%超を失い、同社の平均取得単価である1トークンあたり約3,513ドルは大きく水面下に沈んでいる。売り圧力は急速に高まった。
同社は530万枚超のイーサリアム保有を開示しており、流通供給量の約4.5%に相当する。暗号資産と現金を合わせた保有額は約120億ドル規模だ。一方で同社株は、昨年付けた161ドルの高値から約90%下落し、暗号資産関連銘柄の中でも最も急激な下げの一つとなっている。
現物イーサリアムETFは数週間にわたり資金が流出し続けており、下押し圧力は増している。トレーダーの中には、重要なサポートを明確に割り込めば、数週間以内に価格が1,600ドルまで引き下げられる可能性を警告する声も出ている。
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トム・リーは強気を維持
会長のトム・リーは売却を拒み、「売るプレッシャーはない」と強調。過去にも60%超のドローダウンから鋭いV字回復が起きたと指摘している。
Fundstratの共同創業者であるリーは、イーサ価格が年末までに9,000〜12,000ドルに達する予想を示し、今回の弱含みを長期ベア相場の最終局面と位置づける。彼は依然として、この暴落を「一世代に一度」の参入機会とみなしている。
オンチェーンデータは弱気シナリオを単純には支持していない。
大口ウォレットは依然としてイーサを買い増ししており、今月のクジラ保有量は1億2,500万トークンを超える水準まで増えている一方で、価格は下落を続けている。BitMine自体も、保有するイーサの大部分を、自社運営のバリデータネットワークMAVANを通じてステーキングし、年間数億ドル規模の報酬を獲得している。この収益が損失の一部を緩和している。
イーサリアム財務戦略の検証
BitMineは、2025年7月に約2億5,000万ドルを調達する私募を実施した後、イーサリアムを中核とする財務戦略を開始した。同社は2025年半ばまでに16万3,000枚超を保有していたが、その後ほぼ毎週のペースで買い増しを行い、現在では500万枚超に膨らんでいる。数カ月にわたるイーサの下落相場は、この積極的な賭けを暗号資産市場でも最大級の含み損案件へと変貌させた。
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