イーサリアム (ETH) のバイナンスでの準備金は約1,620万トークンまで急減し、2016年以降で最低水準となっています。一方で、時価総額で2番目に大きいこの暗号資産は、デジタル資産市場全体で売り圧力が再燃するなか3,000ドルの水準を再び割り込んでいます。
何が起きたのか:取引所準備金の減少
オンチェーン分析企業Arab Chainは、ETHの中央集権型取引所での保有量が約10年ぶりの低水準に達したと報告しています。これは、短期的なポジション調整というよりも、継続的な引き出しトレンドを示唆しています。
データは、特にバイナンスでも同様のパターンが見られることを示しています。同取引所のETH準備金は、2026年初頭のおよそ416.8万トークンから、現在は約400万トークンへと減少しました。
コインが取引所から流出する動きは、通常、即時の売却に回る供給が減少していることを意味します。投資家は、コールドウォレットへの移転や、分散型金融(DeFi)プロトコルへの資産投入へとシフトしているとみられます。
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なぜ重要か:供給ダイナミクスの変化
取引プラットフォーム上に滞留するトークンが少なくなると、需要が戻った局面で価格変動が増幅されやすくなります。買い圧力を吸収できる流動供給が減るためです。
ETHは現在約2,970ドルで取引されており、今月初めに3,300〜3,400ドルのレジスタンスゾーンへの回復を試みたものの、3,000ドルを上回って維持することに失敗しました。
トークン価格は依然として200日移動平均線を下回っています。
いまのサポートは2,850〜2,900ドルのレンジに位置しており、強気派が流れを取り戻すには3,000ドルを明確に奪回する必要があります。
モメンタムを転換させるには、3,200ドルを明確に上抜けて推移する展開が求められます。そうなれば、$3,400のレジスタンスゾーンへ向かう道が開ける可能性があります。
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