BitMine Immersion Technologies は、木曜日に Ethereum (ETH) が2,000ドルを割り込んだことで、およそ600億〜800億ドル相当の含み損を抱える状況となり、大規模な暗号資産ベットで水面下深くまで沈み込んでいる、最大規模のイーサリアム特化型トレジャリー企業となっている。
ウォール街のストラテジスト Thomas Lee(トム・リー) が率いる同社は、推定156.5億ドルのコストで428.5万ETHを積み上げてきた。
このポジションは現在の価格では約90億ドルの価値となっている。BMNR 株は7月のピークから88%下落している。
何が起きたのか
BitMineはイーサリアムの循環供給量の約3.55%を保有している。同社は、負債による資金調達ではなく、新株発行によってこれらの保有分を取得した。
イーサリアムの下落が続くなか、BMNR株は木曜日に複数カ月ぶりの安値水準まで下落した。
同社の株価は、過去1カ月で30%下落したイーサリアムに連動する形で急落している。同社は約290万ETHをステーキングしており、年間ベースで推定1億8,800万ドルのステーキング収益を生み出している。
BitMineは5億3,800万ドルの現金を保有しており、下落局面でもイーサリアムの買い増しを継続していて、先週だけで41,788ETHを追加取得した。
リーはソーシャルメディア上で損失を擁護し、市場の下落局面における含み損は、イーサリアム・トレジャリー戦略において「バグではなく、むしろ特徴だ」と述べた。
彼はこの状況を、市場全体が下落した局面で損失を計上するインデックス型ETFに例えている。
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なぜ重要なのか
BitMineは、購入資金に借入ではなく株式を用いているため、現時点で保有資産を強制的に売却するプレッシャーには直面していない。
同社には、特定の価格水準で資産売却を義務付けるようなデット・コベナンツ(財務制限条項)は存在しない。
リーは、ビットコインとイーサリアムは10月の市場清算の後、依然としてデレバレッジ(レバレッジ解消)の局面にあると主張した。
彼は、資金が貴金属へローテーションしていることが価格の重しになっている要因だと指摘した。
同社のポジションは、イーサリアムの長期的なファンダメンタルズが、現在の価格の弱さを最終的には上回るという賭けを意味している。
投資家の Ross Gerber(ロス・ガーバー) をはじめとする批判者たちは、損失規模の大きさから、この戦略を潜在的に「史上最悪のトレード」になりかねないと評している。
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